成功した起業家が10代の学生時代にやっていた5つの自己投資

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起業家として成功を収めている人は、若い頃何をしていたか、興味がありませんか?

英才教育を受けていたり、受験勉強に勝ち抜いて成績トップだったりしたのでしょうか? 有り余るお金の援助を受けて、自分のやりたいことをたくさんしていたのでしょうか?

実は、成功した起業家は、必ずしも学歴が高いわけでも、家柄が良いわけでもなく、スタートラインはあなたと同じく普通の人であったケースが非常に多いのです。

ただし、そのような成功者の多くは、他のほとんどの人が軽視している5つの自己投資を10代の学生時代の頃からしていたのです。

その5つの自己投資とは

①セミナー参加

②旅行に行く

③節約する

④お金を稼ぐ体験

⑤情報収集

です。

これらが起業家として成功するためにどのように役立つのか、明らかにしていこうと思います!

これらの自己投資を学ぶことで、一生役に立つことは保証します!!

自己投資① セミナー参加

自主的に参加する大切さ

会社で指定されたセミナーに参加した経験がある方は多いでしょう。新人研修、キャリアアップなどでセミナーを積極的に取り入れる会社は多いですが、それらのセミナーに受け身で参加していないでしょうか?それは、「会社が薦めるから」という理由で仕方なく受けているからかもしれません。

それに対し、自主的に参加するセミナーは自分で選択し、お金や交通費を払い、なにより貴重な時間を使って参加するため、主体性をもって参加できるのです。

そのため、セミナーから得られる効果は数倍高いのです。

セミナー参加のメリット

セミナーの流行

日本においてセミナーは、最初仕事に役立つスキルを身につけるものが多かったのですが、1980年代に入り自己啓発セミナーが流行り始めました。

その後、某新興宗教によるセミナーが社会問題化するなど、マイナスのイメージも出てきましたが、長引く不況からセミナーに参加して人生を好転させようとする人も増え、21世紀に入ってからは自己啓発セミナー、投資セミナー、社会人マナー習得セミナーなど様々なセミナーが流行しています。

ビジネスマナー研修例

人脈作り

セミナーに参加する大きなメリットとして、人脈作りがあります。

これは、普段のビジネスの現場では出会えない、違った人脈を作ることにつながるので、おすすめです。

実際に成功した起業家は、自分と同じように将来の起業家をめざす意識を持った仲間や先輩をセミナーで探すことができます。

また、相手の方も同じように意識の高い仲間を求めていますし、成功者ほど自分の持っている知識を惜しげもなく教えてくれることが多いのです。積極的に話しかけ、名刺交換やメールアドレスの交換などをすると良いでしょう。

仕事、生活に役立つ

セミナーは、一時的に役に立つだけでは意味がありません。仕事や生活に役立てねばならないのです。

特に自己啓発セミナーやスピリチュアルなセミナーの中には、参加している間は高揚感を感じるものの、終わった後には何も残らない、というものもあるようですので、注意が必要です。

そのため、セミナーが自分の将来に役に立つものであるかどうかを吟味することはもちろん、参加する時にも「必ず役に立つ体験をする」と決め、真剣に参加することが大事でしょう。

おすすめなセミナー

自己啓発型セミナー

簡単に言うと、新しい自分を発見するためのセミナーです。参加することで将来への安心感も得られます。10代のうちからこのようなセミナーに参加する人は、もう他の人とは違った人生を送ることを早い段階から決めているのでしょうね。

ただし、自己啓発セミナーは流行っている反面、玉石混交でもあります。音楽やダンス、簡単な催眠術のようなものを意味もなく使ったり、催眠商法に近いような内容のものを行っているところもあります。また、より高額なセミナーへの勧誘をする場合も多いので、それが本当に自分の将来に必要なものかどうかをじっくり考えましょう。

また、セミナー中であれば判断を誤る場合があるので、事前にそれらが必要なものかどうか予め考えておきましょう

技術習得セミナー

ビジネスに役立つセミナーは、すぐに役立ちます。

若い間に学問をすることも大事ですが、必要な技術を身につけておくと当然有利です。

特に成功した起業家に人気が高いのが「時間管理のセミナー」です。時間がなにより大事だと考えているからでしょう。そして、スピードの大事さ、やるべきこととやるべきでないことの区別がつくことになるので成功しやすくなるのです。

タイム・マネジメントセミナー

心理セミナー

また、心理学に基づいた心理セミナーも人気が高いです。

特にNLPと呼ばれる心理学は、人間関係を手軽に学ぶことができ、営業や人事管理などのビジネスに応用自在です。

NLPについて詳しくはこちら

自己投資② 旅行に行く

なぜ旅行が大事?

成功した起業家は、若いころから多くの旅行に出かけています。これは、ぜいたくをしたいという意味ではなく、旅行から得られる効果が将来の起業に役立つと信じているからです。

インターネットでなんでも情報が集まる時代だからこそ、実際にその場に行って体験することが大事なのです。

しかし、ツアー旅行はあまり効果がありません。自分で考える余地があまりないからです。

できれば交通路、宿泊場所、観光ルートなどを自分で全部決めると良いでしょう。また有名な観光地だけでなく、現地の人と触れあえるような内容が望ましいです。

バックパッカーは少しレベルが高いですが、チャレンジする価値はあります。

バックパッカー初心者向け記事

旅行で得られる効果

見聞が深まる

普段の生活の中では得られない体験や感動が良好では得られます。そして、視野が一気に広がる効果が期待できます。 特に、海外に行くと、日本の常識とは違う多くの体験を肌で感じることができます。

ビジネスチャンスがつかめる

ビジネスチャンスは、世の中に溢れています。でも、それを発見することが難しいのです。

簡単に言うと、他の人の悩みを解決することであれば何でもビジネスチャンスになるのです。

そして、普段の生活ではそれらは目に入りにくいですが、旅行に行き、日常とは違う体験をすることで、他人の悩みや解決して欲しいことなどを発見することができ、ビジネスチャンスになるのです。

先見性

学生時代に、周りの友達がみんな同じように勉強をし、遊んでいるばかりでは進歩はあまりないでしょう。それとは違う場に自分を置くことで、成功する起業家は先見性を養っているのです。そして、そのための手っ取り早い方法が旅に出ることなのです。

特に海外に行くと、新興国の発展がかつて日本が歩んできた道であることに気づいたり、アメリカやヨーロッパが日本の将来の姿であるなどに気づくこともあるでしょう。また、日本の恵まれている面、劣っている面を見つめ直すこともできるのです。

自己投資③ 節約する

コスト意識

若者はお金がない、と言いますが、実際にはとても多くのお金を使っています。食費や衣料品、テレビゲーム、スマホの通信料やアプリ。パチンコや新車・・・と、サラリーマンのお小遣いと比較してもかなりお金を使っている人も多いのではないでしょうか?

それらのお金を節約したとしたら、結構なお金が貯金できるのでは?実は若くして起業に成功する人は、節約をすることで若いころからコスト意識を養っているのです。

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節約したお金の使いかた

セミナー、旅行に参加する

ただ、節約するというのはただケチである、ということではありません。使うべきお金は惜しまないのです。その例が、これまでに述べたセミナー参加、旅行なのです。

将来の起業資金

また、お金を貯めることで、自分が将来起業する時の資金にするのです。起業は想像以上にお金がかかります。それらを借り入れのみに頼っていたら、返済のための金利のために働く、ということになってしまい、しばらくは自転車操業になってしまいます。

自己投資④ お金を稼ぐ体験

若い頃からお金を稼ぐ体験をする

若い頃からお金を稼ぐ体験をすることも、多くの起業家が若い頃に経験していることです。

単純にお手伝いをしたらお駄賃をもらうとか、瓶などを集めて数円かせぐ、といったことから始まり、誰かの役に立てばお金がもらえる、という図式を幼い頃から体験することは、机の上では学べないことなのです。

お金稼ぎ体験の具体例

キッザニア

仕事をすればお金をもらえる、という体験を子供ばかりの疑似社会で体験する「キッザニア」は、子供の頃からお金の教育を体験できるシステムです。ここで体験できる職業などは、意外と本格的です。

キッザニア

ボードゲーム

本物のお金を稼ぐわけではないですが、友達とお金のやりとりなどをしながら、ビジネスや投資のプチ体験ができます。「人生ゲーム」「モノポリー」などから始め、より本格的に学ぶなら「キャッシュフローゲーム」と呼ばれるものにチャレンジしてみてはいかがでしょう?

「キャッシュフローゲーム」とは

キャッシュフローゲームの超わかりやすいルール説明

レモネード作り

アメリカでは、子供がお小遣い稼ぎのために手作りのレモネード(レモン入り飲料)を道ばたで売る習慣があるそうです。このような体験を通じ、ただ親からもらえるお小遣いよりも自分がお金を稼ぐことの大切さを学ぶことができます。

日本ではそのような風習はないですが、「起業化教育」という考え方で子供がお金の管理や稼ぎ方を学ぶべきだという主張もあり、少数ながら活動がなされています。

起業化教育への取り組み

自己投資⑤ 情報収集

起業に成功する人は情報収集を欠かしません。他の友達がテレビドラマにはまったりしている間に、将来のビジネスや投資に関する情報を積極的に得ているのです。

もちろん情報はどんどん新しくなっていますので、情報そのものというよりは「情報を得る習慣」を若いうちから身につけることこそ大事だと言えるでしょう。

インターネットで情報収集

ネット社会は今後もまず間違いなく続くでしょう。インターネットをいかに扱えるかが、最新の正確な情報を得るために欠かせません。

パソコン、スマホ、タブレット、その他今後登場する端末をいかに活用して必要な情報を得ることが成功につながります。

読書

読書、特に紙の書籍から得られる情報はあなどれません。

インターネットの情報だけですませようとしてしまうと、大事な本質を見落としてしまうことにもなりかねません。

論理展開力、構成力、その他優れた書籍を、若くて時間のあるうちにたくさん読んでおくことの効果は計り知れないでしょう。

とにかく質問

そして、成功者に共通することとして「疑問点を放置しない」ことがあげられます。自分で考えてもわからないこと、ネットや本、雑誌、その他調べてもわからないことは知っている人に質問するのです。

また、セミナーに参加した時に積極的に質問する人も成功に近づきます。

なぜなら、例えばビジネスをしている時にどのような商品が良いかを顧客に質問したり、より効果的な投資方法を知っている人に尋ねたりと、分からないことを放置しない習慣が身につくからです。

まとめ 自己投資のやりすぎに注意

自己投資①~⑤はいかがだったでしょうか?

ちょっとした工夫と意識しだいでできることばかりだと思います。また、10代に限らず、社会人になってからでもこれらの自己投資に取り組むのは遅くありません。

ただし、注意があります。それは自己投資のやり過ぎはかえってマイナスになることもあるということです。自己投資はあくまで起業して成功する、という目的などがあって行うと思うのですが、目的と手段が混同してしまうと意味がないのです。

例えば、セミナーに参加して高揚感を得ること自体が目的になってしまって、本来セミナーから得るべき知識が身につかないことがあっては意味がないですよね。

旅行も、見聞を積むことが目的なのか、単に遊びたいだけなのか区別しましょう。

節約も、本当はビジネスに役立つ経験の出費を抑えては逆効果です。

お金を稼ぐ体験も、そればかりにのめりこんでしまうと、より大きなお金を稼ぐための勉強を怠ってしまうことになりかねません。

情報収集しているうちに、それが目的化して時間を無駄に過ごすのも良くないですね。

また、自己投資をするときは時間を無駄にしないために、短時間で集中して行うことも大事です。時間という最大の資産を無駄にしないという意識も起業家として身につけなければならない要素なのです。

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