学資保険って必要?~学資保険についての必要な知識~

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By: Vladimir Pustovit

保険とは簡単に言うとリスクに備えた助け合いです。将来、事故にあって怪我をしたり、病気になって入院するかもしれないし、家族を残して死んでしまうかもしれないなどさまざまなリスクがあります。

それに対して資産家ならまだしも個人が対応できる事には限界があります。いざお金が必要だという時に集めたお金を使わせてもらう。これが保険の基本的な考え方です。

これに対し、学資保険は少し考え方が違うところもあります。学資保険に入る必要性はあるのか、ないのか。また、保険会社の比較やプランの選び方を考えていきます。お子様の将来の為。そして安全・健全な快適な日常生活を送る為に少しでも役立てていただけると幸いです。

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①学資保険の必要性


なぜ学資保険に加入するのか?

  • 子供の将来の為のお金を貯蓄したい。
    銀行に置いておくと、引き出して使ってしまう可能性があります。その為、満期まで簡単にお金を引き出す事ができないので貯めていく事ができます。(特に積み立てに自信がない人にはおすすめです。)
  • お金という形ですが、愛情を伝えてあげたい。
    子供が望む学校に行かせてあげたり、将来の大きな買い物(家や車などの)を購入するお金に充てることもできます。生まれた時から両親が働いてコツコツと貯めたお金です。すぐにはわからないかもしれませんが、必ず愛情は伝わるはずです。
  • 自分自身(親)、また子供の万一に備えておきたい。
    免疫力の弱い子供はどうしても病気にかかりやすいものです。また元気で活発な子供はケガの心配などもあります。親御さん自身も今は元気でも長い人生での中で健康面での心配事がでてくるかもしれません。子供が成人するまでに万が一の事がないとも限りません。残された子供や家族を守る手段との一つとして考えることもできます。

学資保険のメリット

  • 確実にお金を貯める事ができる
  • 定期預金などよりも利率が良い
  • 税金の面で優遇されている
  • 万が一の場合に保険料を免除してくれる

学資保険のデメリット

  • 途中解約した際に元本割れすることがある
  • 基本的に10年以上の長期間お金が拘束され簡単に引き出す事ができない

現状の定期預金の金利を考慮し、堅実にそして万一のリスクにも備える事ができる貯蓄方法の一つとしての魅力はあります。

②将来子供に必要なお金

3歳から大学卒業するまでと想定した場合、学費だけでいくらかかるのかご存知ですか?国公立に通った場合と私立に通った場合とかなり異なりますが…約1,000万円~2500万円もしくはそれ以上です。では実際どの時期にいくらぐらいの学費が掛かるのでしょうか。

幼稚園・保育園で掛かるお金

それぞれ家庭の事情によって異なりますが幼稚園・保育園とみていきます。

幼稚園の学習費総額
区分 公立幼稚園 私立幼稚園
学習費総額 230,100 487,427
学校教育費 131,624 340,464
学校給食費 17,920 26,891
学校外活動費 80,556 120,072

公立で約23万円と私立では約48万円と総額で約2.1倍の差があります。

保育料上限額
階層区分 3歳以上標準時間 3歳以上短時間
生活保護世帯 0円 0円
市町村民税非課税世帯 6,000円 6,000円
所得課税額48,600円未満 16,500円 16,300円
所得課税額97,000円未満 27,000円 26,600円
所得課税額169,000円未満 41,500円 40,900円
所得課税額301,000円未満 58,000円 57,100円
所得課税額397,000円未満 77,000円 75,800円
所得課税額397,000円以上 101,000円 99,400円

保育料の上限は世帯の所得に応じてかなり違うようです。月平均2~3万円、3年間で約100万円掛かる計算です。

保育料は各市町村よって異なります。例えば2人目半額や3人目は無料、助成金が出る制度などますので詳しくはお住いの市町村に問い合わせて確認してみてください(無認可保育園などは、含まれません。)

この時期から、ピアノ・水泳・学習塾などの習い事をはじめるお子さまが増えてきます。周りの友達が通っていたり、子どもの可能性を伸ばすためにスタートすることがあります。家計のために子どもの習い事の資金を削ってしまうのも仕方ない事ですが、できればやらせてあげたいものです。

小学校で掛かるお金

小学校の学習総額費
区分 公立小学校 私立小学校
学習費総額 305,807 1,422,357
学校教育費 55,197 822,467
学校給食費 42,035 40,229
学校外活動費 208,575 559,661

小学校は6年間と一番通う期間が長いのですが公立で約30万円と私立では約140万円と総額で約4.7倍の差があります!特に大きく違うのは教育費です。なんと約15倍もの差があります。

実際、公立の小学校は最もお金がかからない時期ですが、中・高学年にはなると塾に通い始める時期でもあります。塾に通うとなった場合、月謝以外にも教材費や夏期講習費など、全て含めると総額で100万円単位の金額が掛かる可能性もあります。

中学校で掛かるお金

中学校の学習費総額
区分 公立中学校 私立中学校
学習費総額 450,340 1,295,156
学校教育費 131,534 997,526
学校給食費 36,114 3,380
学校外活動費 282,692 294,250

公立で約45万円と私立では約130万円と総額で約2.9倍の差があります。

中学生になると公立・私立は関係なく7~8割以上のお子さまは高校受験に備えて、通信教育や家庭教師をつけたり、塾に通い始めます。ここでも塾に通う費用が掛かってきます。

高等学校で掛かるお金

高校(全日制)の学習費総額
区分 公立高校 私立高校
学習費総額 386,439 966,816
学校教育費 230,837 722,212
学校給食費
学校外活動費 155,604 244,604

公立で約39万円と私立では約97万円と総額で約2.5倍の差があります。

2010年度より高校授業料無償化が導入され以前に比べ学習費総額(特に学校教育費)の水準が下がりました。

大学で掛かるお金

大学に入る前の受験費用に大きな金額が掛かってきます。センター試験を受ける場合や受けない場合。また国立公大学なのか私立大学なのか。さらに学部・学科や受験する学校数によって違います。特に一人暮らしを始める場合は平均48万円が上乗せされます。入学前だけでも数万円~数十万円は費用が掛かります。

大学の授業料
区分 国立大学 私立大学(文系) 私立大学(理系)
費用総額 約244万 約386万 約548万
入学料 282,000 246,749 265,595
授業料 535,800 742,478 1,043,212
施設設備費等 160,019 187,236

国立、私立でも文系か理系かによっても学費が違います。 また、調査では一人暮らしをしている割合は41.9%、仕送り額は年間平均92.1万円です。自宅通学と一人暮らしではまた差が出ます。 その他、首都圏と地方の違い、その子の生活スタイルによっても費用に差が出ます。

参照:文部科学省 平成24年度子供の学習費調査

参照:日本政策金融公庫 平成25年度教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)

③学資保険と子供保険の違い

By: Nathan

By: Nathan

そもそも学資保険と子供保険とは何が違うのか御存じでしょうか? 保険会社によっては同じ意味合いでとして捉えられるものもありますが、内容に違いはあります。

学資保険とは

まず学資保険とは、教育資金を積み立てること一番の目的としたもの保険です。それに加えて子供が病気やケガしたをした時、万が一の時の医療費などを確保するためのものです。また子供だけでなく、契約者(親)が万が一死亡した時などに備えて死亡保険金や育英年金が支払われるという保障がついている学資保険もあります。単に教育資金を貯めるためのものでもあったり、また特約を選んで付ける事もできたり、子供に関するいろいろなリスクに備えることができ教育資金を積み立てるだけが目的ではないものがたくさんあります。

一般的な学資保険は、大学を受験する時に資金が必要と考える人が多いため、満期の年齢を高校卒業時に合わせている商品が多くあります。他にも中学受験や高校受験の時にも資金が欲しいと考える人のために、保険期間満了までにも何度かに分けて給付金を支給する学資保険も少なくありません。つまり学資保険は資金が必要なときに合わせて給付金を受け取れるものであり、貯蓄性があり、また医療保険も兼ね備えた保険です。

子供保険とは

次に子供保険とは、子供の医療保障に重視しながら教育資金を積みてる事もできる貯蓄性も兼ね備えた保険です。子供保険に加入する大きな目的は、子供の万が一の病気やケガに備えるためです。他にも万が一、他の子供にケガをさせてしまったときの保障を目的とした保険などもあります。

このように見てみると、学資保険と子供保険はケガや病気に対する保障を充実させているかどうかに違いがあるということです。主な目的には違いがありますが、教育資金を貯めることができるのは、どちらも同じなのです。学資保険だから医療保障が充実していないというわけではなく、優れた医療保障が付いたものもあります。最近では共通の意味合いもあり選ぶ際には貯蓄率や返戻率と保証内容をしっかりと考え選択することが重要です。更に内容を手厚くすると、どうしても保険料が上がってしまうの何を重視するのかをあらかじめ考えておく事が大切です。同じような保障内容でも、学資保険と子供保険では貯蓄としてみた場合、差が出てきますので注意して置くことが必要です。

④学資保険の選び方

学資保険を選ぶ際の基準は目的を決める事と商品やプランを比較して選ぶ事です。

加入する目的を決める

詳細な目的は決まっていないが、とにかく子供の将来の為に

まだ将来の進学のことなど考えられないという人は多いと思います。そんな時はできるだけ大学で使うために後で受取る方法を選択することをおすすめします。 最もお金が掛かるのが大学での学費です。一般の家計では子供が大学に通っているときに、出費が多くなり、生活に負担が掛かります。また保険会社はお金を運用しているので出来るだけ後に受け取ったほうが多く受け取れます。

 

小中高など子供の成長に合わせてお金を受け取りたい

中学、高校を私立に通わせたいと考えている人もいると思います。給付金を細かく受け取りたい場合は給付金をいつ受取ることができるのかをしっかりと確認することです。ただし、早く受取ると額が減ってしまうため、もし中学、高校の学費を貯金で支払えることが可能な場合、受け取りを出来るだけ後回した方が良いです。中学・高校を国公立にした場合、貯金で支払って大学のために取っておくこともできます。

商品やプランを比較する

学資保険を選ぶポイントとして重要なのは返戻率です。返戻率とは支払保険料総額に対して将来どれくらい給付金が受け取れるかということです。返戻率が高いほどいいプランです。長い期間で積み立てしていくので損をしない商品を選ぶことが大切です。また学費を貯めていく方法には学資保険とその代わりとなる低解約返戻金型保険の2種類があります。こちらもどのような保険なのかしていきます。

子供の医療保険をつけるかどうか

子供が病気・ケガをしたときに備えて医療保険もほしいと考える人もいると思います。 その場合は学資保険に医療保険の特約を付けることができる商品があります。ただし、医療保険にも保険料が発生するので支払った保険料よりも受け取る金額が少ない元本割れ可能性があります。子供の医療費についてはある一定の年齢まで軽減される医療費助成制度があるのです。医療費助成制度については、対象となる子供の年齢や自己負担があるかないかなどに違いがあります。最近では、少子化対策や子育て支援を目的として、中学卒業まで医療費を無料とする地域もあります。詳しくはお住いの市区町村に問い合わせてみてください。

低解約返戻金型保険とは

この保険は保険料を自分で設定し払込期間終了後に解約するとお金が増えて戻ってきます。期間は10年・15年などの定期保険と終身保険があり、契約者(親)の死亡保障にもなる商品です。将来お金を受取るタイミングを自由に決めれる事です。また、学費に使わなかった場合はそのまま貯めておくと増え続けるので、将来の結婚資金などにすることもできます。払込期間中の解約返戻率が大幅に減額される分、支払う保険料が割安で貯蓄性が高いです。ただし保険料払込期間を経過する前に解約してしまうと減額されてしまうので、継続して払えるだけの保険料を設定することが重要です。

学資保険はお金をいつ受取れるかを確認することが重要です。受取るタイミングは子供の年齢で決まっていることが多いため、契約する際にいつ受取れるのかをしっかり確認しておきましょう。生まれた月によって変わる場合があるので、中学・高校など入学前に受取れるように選択すると初年度の負担が軽減されます。考え方として、リスクはないほうがいい、積み立てだけでなく医療保障も欲しい場合は、学資保険を選択する方をおすすめします。また短期間で積み立てたい、死亡保障を重視したい場合は、低解約返戻金型終身保険を選択する方をおすすめします。

⑤保険会社の比較

では実際の保険会社と商品を見ていきます。 最も大事な点は必要な時期に必要なお金(保障)が受けられるかどうかです。 他には返戻率満期の時期や受取金額などです。

アフラック「夢見るこどもの学資保険」

【保障内容】
【満期】 22歳
【払込期間】 10・17または18歳
【給付金支払年齢】 15歳・17または18歳

19歳~21または22歳

【子供の年齢制限】 0~5歳または7歳
【返戻率】 104.98%

【特徴】

  • 10歳までに払い込みを終える事もでき、子供が小さいうちに資金を準備しておける。
  • プランが一つしかなくシンプル。
  • 医療保障がない。

JAこども共済

【保障内容】 学資金型すてっぷ 祝金型にじ
【満期】 22歳
【払込期間】 17歳または18歳 18歳
【給付金支払年齢】 17歳または18歳

19歳・20歳・22歳

3歳・5歳・11歳

14歳・22歳

【子供の年齢制限】 0歳~12歳 0歳~11歳
【返戻率】 108.8% 93.5%

【特徴】

  • プランによって給付金の受け取る年齢を選択できる。
  • 貯蓄型も保障型も選べる万能型。
  • 医療保障なしも選ぶことが出来る。

JPかんぽ生命「学資保険 はじめのかんぽ」

【保障内容】 小・中・高

+大学入学時コース

大学入学時コース 大学4年間コース
【満期】 17または18歳 21歳
【払込期間】 12歳・17または18歳 12歳・18歳
【給付金支払年齢】 6歳・12歳・15歳

17または18歳

17または18歳 18~21歳
【子供の年齢制限】 0歳~3歳 0歳~12歳
【返戻率】 102.0% 103.8% 105.9%

【特徴】

  • プランによって給付金の受け取る年齢を選択できる。
  • 医療保障も特約で付ける事ができ、長期入院一時金などの保証もある。

ソニー生命「学資保険スクエア」

【保障内容】 プランⅠ型 プランⅡ型
【満期】 17または18歳・20歳・22歳
【払込期間】 17または18歳・20歳・22歳
【給付金支払年齢】 12歳・15歳

17または18歳

20または22歳

17または18歳

20または22歳

【子供の年齢制限】 0~7歳
【返戻率】 105.2% 109.2%

【特徴】

  • プランによって給付金の受け取る年齢を選択できる。
  • 貯蓄に強い。
  • ライフプランナーの的確なアドバイスによって細かく設定ができる。

日本生命「ニッセイ保険学資」

【保障内容】 こども祝い金なし型 こども祝い金あり型
【満期】 21または22歳
【払込期間】 5歳・10歳・17歳または18歳
【給付金支払年齢】 17または18歳

以降満期まで毎年

5歳・11歳・14歳

17または18歳

以降満期まで毎年

【子供の年齢制限】 0~6歳
【返戻率】 110.0% 107.1%

【特徴】

  • プランによって給付金の受け取る年齢を選択できる。
  • 貯蓄に強く返戻率が良いい。

フコク生命「みらいのつばさ」

【保障内容】 ステップ型 ジャンプ型
【満期】 22歳
【払込期間】 17歳
【給付金支払年齢】

3歳・6歳

12歳・15歳

18歳・20歳・22歳

18歳・22歳
【子供の年齢制限】 0~7歳
【返戻率】 108.4% 110.2%

【特徴】

  • 兄弟割引制度がある。
  • 教育資金保障特約を付けると契約者(親)が万が一の死亡、または所定の高度障害状態になった場合に一時金を受け取ることが出来る。

このように学資保険は各保険会社の様々な特長があります。他にも多数の保険会社がありますが上記を参考にしてベストな商品を選択できると幸いです。

⑥知っておくとお得な事

  • 年末調整の際に一般生命保険料控除を受けることが出来ます。
  • 保険会社が倒産した場合でも支払った祝金や満期金は受け取ることが出来ます。※ただし、補償してくれるのは責任準備金(契約者に支払うためのお金)の90%までと決まっているため、減額になる可能性はあります。
  • 支払方法を毎月払いではなく、年払いや一時金払いの方が保険料が少し安くなります。※ただし、一時払いをした場合、万が一契約者が亡くなってしまった際でも保険料が免除されるという制度が利用出来ない可能性がかなり高いです。

まとめ

大切なお子様が生まれた時に検討される学資保険ですが、必ずしも加入しないといけないわけではありません。本当に学資保険で将来の学費を貯めていくのか、有効な手段なのかを確認することが重要です。加入する目的を明確にして、数ある保険会社のいろいろなプランの中から最もいいものを選択することが大切です。

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