今から約35年後の日本は、3人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢社会を迎えます。
金融広報中央委員会の調査より、経済面においての老後の生活について「心配している世帯が81.6%」と公表されています。
だからこそ、普通の人もお金を増やすためにやるべきことは何か、見直す必要があるのです。
けれども、ついお金を使ってしまいますよね。財布からは次々とお札が消えていき、次の給料日が待ち遠しい日々になります。
そういった時にweb上で、お金を増やす方法はなにかないか調べ始めます。
そして自分で勉強が必要な投資案件を運用すべきだと書かれた、ネットの情報などにたどり着くのではないでしょうか?
もちろん、経験と知識が必要な投資も重要ですが、普通の人にとってまず実践すべきことは他にもあります。
「知識が全くない時からできるお金を増やす方法」を試すべきなのです。
ハイリスクハイリターンを得意とする投資家でも、ビルを所有する資産家でもない普通の人が、
【お金や知識がなくても、できることは何なのか?】
今回は、この問題について徹底的に考え、お金を増やす方法に取り掛かれるまでの流れを書いています。
このページでは、一般の人に向けた、お金大学が推奨する「お金を増やす方法」を細かく解説します。
少し長いですが、最後まで内容を読み、実践して頂ければ必ず成果が出るので、ぜひ参考にしてみてください。
手順①お金について学ぶ
あなたはお金がない状況から抜け出せていますか?
そして貯金は毎月できていますか?
まず結論からお伝えします。
お金を使ってから余った金額を貯金するのは絶対無理です!
どんなに意思がある人でも結果は同じです!
これから貯金を増やすための4つの手順について、解説していきます。
まずはこの順番を覚えましょう。
手順①お金について学ぶ
手順②節約する
手順③使えるお金を増やす
手順④運用する
貯金できるぐらいお金の増やすために、節約なんかより先に収入源を増やすべきと言う人もいます。
実際、身の回りのお金の整理をせずに収入源を増やしてカバーできるなら良いですが、
普通の人は働いていたり、主婦・学生などをしているので、時間に余裕がなく、
収入源を増やすことは簡単なことではありません。
また、節約をしないことは、今後も不必要なお金を払い続けるということでもあります。
まずは腰を据えて、節約を通して手元に残るお金を増やしましょう。
お金持ちは総じて『倹約家』とも言われます。
支払わなくてもよいものは支払わず、そのお金をしっかりと貯めて増やす。
これができることがお金持ちになる近道です。
■貯金を増やす方法①貯金できたら何をしたいかを明確にする
人はハングリー精神があるからこそ、努力できます。
ゴールがないことに、人は「なぜこんなことをしているんだろう」と思うようになります。
だからこそ、ハードルが高すぎないゴールを最初に決めましょう。
一番良いのは紙に書き出すことです。
例えば、5年後に車を乗り換える。3年後に子供の学費を用意するなどです。
ポイントはこれです。
【何のためにお金を貯めるか、最低いくらはお金が必要かを考える】
この2点を明確にしましょう。
これが原動力に変わるはずです。
■貯金を増やす方法②お金の使い方を学ぶ
貯金を増せる人は、あることを考えています。
それは、お金を使う瞬間に、このお金はどんな使い方に入るのか?と考える習慣があるのです。
お金を使う行為は、大きく分けて3種類に分類出来ます。
マイナス要因【浪費】
必要のないものやサービスに出費してしまうこと
プラマイゼロ要因【消費】
最低限暮らすために必要なものやサービスに出費すること
これを総じて固定費と呼びます。
プラス要因【投資】
あなたのためになる商品やサービスに出費すること
これを考えて行動を制御しています。
給料やボーナスが入ってきたお金をまとめて使ってしまうような時って必ず、
消費に使っていることが多いですよね。
■貯金を増やす方法③自動化して強制的に貯金する
貯金を増やすためには、この内容を、必ず実践して頂きたいと思います。
それは、冒頭で説明した通り、余ったお金を貯めるのでは貯金はできないので、
『自動化して強制的に貯金する』ということです。
この方法は、毎月の給料から強制的に15%の貯金をします。そうすることで、お金が貯まる仕組みになるでしょう。
ポイントは「これだけは、毎月絶対に貯蓄する」と決める額ですから、状況や感情に左右されない金額であることが大切です。
人は面白いもので、15%を貯金に回すと残りの金額の範囲で生活していくようになります。
例えば、22万円が手取りの給料として入ってきて、最初に貯金したことで18万7,000円になったら当然、不要なモノから削りますよね。
18万7,000円なら暮らせる!と思う方が大半だと思いますが、
手取りで20万円の人や、今現在ローンの支払いがあり、出費をおさえようがない!
という人もいます。
そんな人のために、固定費を減らす方法を解説していきます!
強制的に貯金をすることで、不要なものが見えてきますので、
まずは強制的に貯金する手続きをしてしまいましょう。
手順②節約する
収入から15%の天引き貯金を達成する方法
まず気になるのが、天引き貯金した結果、毎月の収支がマイナスになる可能性がでてきます。
そうなることを懸念して、お金の使い方を改めて見直すために、
「家計簿をつくる必要があるのでは?」と考えますよね。
しかし大丈夫です。
最近ではマネーフォワードという、事細かく、さらに家計状態をグラフ化してくれる
クラウド型家計管理ソフトがあり、月額500円ですべての機能が利用できます。
これで、支出が明白になり、固定費の見直しにつながります。
無料版もあるので、一度確認してみてください。
月500円という出費を増やさずに済む方法はこれです。
「3つの銀行口座」を使い分けるということです。
私もこの方法を活用していますが、お金の流れが明白になり、
「何に使ったか」を忘れると言った事がなくなりました。
では、この3つの口座が自動的にお金を管理する仕組みについて解説します。
①口座をつくる手順
これからあなたにやって頂くことは、
「会社からの給与が振り込まれる口座」(入金用)
「家賃などの固定費を支出する口座」(出金用)
「貯蓄用の口座」の3つの銀行口座を作って頂きます。
こんなに口座を作ったら、手数料の方が高くなっちゃう!と思うかもしれませんが
現在、同銀行内の貯金振替はネットバンキングを使用することで
土日・祝日、何時であろうと手数料が掛からないメガバンクが多いです。
三菱UFJ銀行の詳細で確認してみてください。
同じ名前では口座を作れない会社もあるそうなので、その際は
ご家族や親戚に頼み口座を1つ作って頂きましょう。
②入金用口座に給料が入ったら「一定の金額を」「その日のうちに」貯蓄用口座に移す
この条件を守れない方は、各銀行で用意している『自動積立定額貯金』を活用しましょう。
毎月銀行の指定日に、決めた額が専用預金口座に自動的に貯まっていく預金口座です。
給与振込み口座(入金用)の銀行で手続きをすれば、誰でも自動積立定額貯金の口座が作れます。
その他にも自動化の方法として、
勤め先の会社に「社内預金制度」や「財形貯蓄」があれば活用することをオススメします。
③出金用口座に「固定費」を払うためのお金を移す
次に、出金用口座に固定費で絶対にかかるお金のみを移します。
固定費とは、毎月ほぼ決まった金額が必ず発生する支出のことで、家賃や水道光熱費、電話代などを指します。
この一連の流れができたら、出金用口座と貯蓄用口座には一切手は触れません。
ここで気をつけて頂くポイントがこれです。
固定費は収入の40%を上限としましょう!
これに収まっていなければ、収まるように引っ越して家賃を下げたり
電気代が安くなる、生活スタイルに合わせた電気料金プランに変更しましょう。
エネチェンジでは今契約している電気料金プランから、
プランを変えた時の料金プランを一目で確認できるのでとても使い勝手が良いです。
またこのような状況も考えられます。
給料が手取りで20万円なのに、家賃が8万+光熱費で3万+ケータイ代など1万(計60%)で、40%を超えています。
これでは、お金がないのも当たり前ですよね。
家賃が安い物件に引っ越すことと格安スマホに変えることをオススメします。
④最後に入金用口座から、財布に入れるようのお金を下ろす。
この時に、大事なのが給料で、固定費40%と貯金15%を支払い、残りの45%でやりくりをすることです。
このパーセンテージが来月の給料日までに全く残らないといったことにならないように、管理をしてください。
では次に、現金化したお金を管理する財布の使い方を解説します。
■3つの財布の使い方と手順
まずは「小銭用の財布」「お札用の財布」「領収書用の財布」に分けてお金を管理します。
①小銭用とお札用の財布を、1つずつ用意します。
②領収書用の財布を用意します。意味合いはレシートや領収書を保管することなので、小さなクリアファイルでも大丈夫です。
③この「3つの財布」を常に持ち歩きます。
④買い物をした時には必ずいくら使ったかを確認します。そして、必ずレシートをもらい「領収書を入れる財布」にしまいましょう。
⑤レシートは、その日のうちに内容を確認して手帳などに使った金額を記録します。
(②の手順に関してはどんな場所でもスマホのカメラでレシートを撮影して、管理できるなら、クリアファイルを用意しなくても問題ありません。)
この3つの財布の使いわけを実践していると、次の日に、
「正確にいくらあるかわかっている小銭入れ」と
「正確にいくらあるかわかっているお札入れ」と
「空っぽの領収書入れ」を持ってスタートすることになります。
この生活スタイルを続けていると、あなたがどんなお金の使い方をしているか、
その「くせ」を知ることが出来ます。
そして「3つの財布」がコントロールしてくれるようになるので、浪費をなくし、消費も最大限まで抑えてくれるのです。
手順③使えるお金を増やす
おさらいですが、今回は「普通の人」の対応策です。
そのため、お金を増やすと言っても「収入を増やす」とは異なり、
「使えるお金を増やす」ことが、まず先に行うべきことなのです。
仕事が終わった後も時間があり、休日の日数も他の会社員よりも多い方は、
「自由な時間を得るためにネットで稼ぐ!誰でも出来る副業STEP5」で
副業について詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。
では、使えるお金の増やし方を解説していきます。
・お金を増やしたいならポイントカードを捨てよう
今あなたの財布は、様々なお店のポイントカードで一杯になっていませんか?
お店がポイントカードを発行することは、このようなメリットがあります。
「当店で買いものをするとポイントが貯まってお得ですよ」と言ってお客様を繋ぎ止め、
お店に来ない時でもダイレクトメールなどで、購買意欲を促進させることができます。
この背景には、ポイントが付くからといって必要ないものまで買ってくれるお客様がいるので、
店舗は一部の収益を削ってでもポイントカードを発行したがるのです。
そこで、ポイントカードを「全部捨てる」を前提で整理をしてみましょう。
その結果、買い物に行く動機が極端に減ることを実感できるでしょう。
・クレジットカードは1枚に絞ろう
ポイントカードと同じで銀行や大型店でも、クレジットカードへの入会を勧められたことはありませんか?
なぜかというと、銀行などはクレジットカード会社から「紹介料」が貰えるからです。
カードで一番恐れるべきは、手元にお金がなくなってしまい
「とりあえずのキャッシング」が出来てしまうことです。
最近では銀行のATMやコンビニでも簡単に手続き出来ます。
さらに、回数払いができるので、お金のコントロールができなくなります。
なので、回数払いは原則使わず、クレジットカードは1枚に絞って使いましょう。
結果的に、減らした枚数分のクレジットカードの年会費が手元に残るお金になります。
お金大学のオススメはセゾンカードインターナショナルです。
セゾンカードインターナショナルは、ポイント付与やセゾン系店舗など割引がある、魅力のあるクレジットカードです。西友・リヴィン・サニーが近くにあったり、よく行かれたりする方はぜひ申込を検討してみてください。
受け取り店舗が全国で49箇所あるため、まずまずの利便性と言えそうです。
ETCカードの同時申し込みが可能なのも嬉しいですね。
・使えるお金を増やすために保険の見直しも活用しよう
やはり使えるお金を増やすには、固定費の見直しが必要です。
そこで代表的な方法が、今入っている保険を見直し、固定費を減らすことです。
これは大きな節約効果になります。
車も持っている場合、自動車保険と生命保険どちらも見直すと、
5千円〜1万円は減らすことができるでしょう。
5千円の節約であれば年間で6万、10年だと60万円の節約になります。
結果的に貯金が貯まりやすくなることがハッキリと実感できるでしょう。
そこで、お金大学が「これだけに入っていれば大丈夫」と考える保険は、次の3つです。
①公的な健康保険
会社や自治体が発行する健康保険には、高額療養費制度があります。
自営の方も、これは義務として加入しましょう。
②遺族基礎年金
従業員の方は会社で入っていますが、国民年金の方は
「加入中の世帯主が死亡した場合に、遺族に給付される公的な遺族年金制度」に入りましょう。
ただし、保険料の未納がないことが条件となります。
③団体信用保険
住宅ローンなどの返済中に死亡した場合に、支払いが免除される保険です。
住宅購入時に入っておけば、万が一の場合にも、家だけは家族に残せます。
国民共済や月々の支払いが安価な掛け捨ての保険は、
お金を貯めることができる人が選ぶ保険です。
たとえ毎月の支払い額はたいしたことがなくても、
何年間にも渡り支払い続けていくと、総額では大きな出費になります。
この3つの保険のみに絞り、お金を増やすことに専念しましょう。
こくみん共済は幅広い保障プランを用意しています。
あなたが望む保険がないか確認をしてみてください。
・できることは全てやってみよう
固定費を減らすためにできることはクレジットカードや保険以外にもあります。
例えばこれです。
・住宅ローンの金利交渉やまとめ借りに変更
・家賃が安い賃貸に住む
・車の維持費を減らすためにカーシェアリング
・水道光熱費の基本契約を見直す
・ケータイを格安スマホにする
これらの金額は減らせる額が少額だとしても、バカにできない位の改善効果があります。
是非一度見直しをしてみてください。
手順④運用する
ここまでの手順を踏んで頂けた場合、毎月15%の貯金がストレスなくできるようになっているでしょう。
例えば、あなたが22万円の手取りで、15%の貯金をしたおかげで、3万3千円が手元に残りました。
これを10ヶ月続けることで33万円です。さらにボーナスがこの期間に1ヶ月分出たとしましょう。
そうすると、33万円の貯金+22万のボーナス=55万円の使えるお金がうまれたことになります。
10ヶ月前までは、火の車だった生活も、今までの流れで「お金を管理してきた」
その結果、大きな資金を手にしたことになります。
そこで、ここからはお金を運用する段階に入っていきます。
まずは完全に初心者の方は、どのような運用方法があるのか確認してみましょう。
ここで説明する内容は、初心者から始めるには難易度が高い順に並べています。
納得した上で、資金運用を行いましょう。何事も気持ちが大事です。
難易度【高】FX・先物取引
FXとは外国の通貨を売買することで、損益が発生する取引を意味します。
取引の例です。
あなたが日本円より米ドルの信頼価値が高くなったと思い、米ドルに交換します。
その時の為替レートが1ドル=130円とすると、13万円は1,000ドルです。
しばらくして日本の信頼が戻ってきて、手元の1,000ドルを日本円に戻します。
その時の為替レートが1ドル=140円なら、1,000ドルが14万円になります。
このように日本円で米ドルを買って、時間が経ってから売ることで、1万円の利益になりました。
これを意図的に売買する仕組みがFXです。
FXを始めるなら、やはり世界1位にもなったことがあるDMMが安心です。
カスタマーサポートの1つにLINEがあるので、いつでも問い合わせできるのが嬉しいですね。
操作性も何社か試した中で、一番見やすく動作は良好でした。
次に先物取引です。
先物取引には、商品先物取引と金融先物取引の2種類があります。
一般的には、前者の商品先物取引のことを指すことがほとんどです。
この先物取引は購入する時期と値段の約束をして、
時間が経ってから会計をして現物を受け取る取引を指します。
取引の例です。
あなたはガソリンが安いと思い、1リットル100円のガソリンを3ヶ月後に100リットル購入する約束をします。
その時の価格は1リットル100円×100リットル=1万円です。
2か月後ガソリンは1リットル140円まで値上がりしたとします。この時あなたが所有する分を、別の人が1リットル140円でガソリンを100リットル買いたいと申し出ました。
それに承諾し、時間が経ってから売ったことで4,000円の利益になりました。
このように、売買することを前提に、そのモノの価値が上がるか下がるか予想するのです。
労働をしなくてもお金を増やすことができるので、もの凄く魅力があります。
しかし、今回説明のために挙げた例では利益になっていますが、逆もあり損失になる場合もあるのです。
この1万円の値動きは、例えば1日の中で何度も動くことがあるので、1ヶ月であなたの55万円が倍になることもあれば、全て損失することもあります。それ以上に、借金になる場合もあるので注意が必要です。
こういったことが起きないように、フジトミはセミナーやレッスンを開いてくれています。
対面での取引もできるので、アドバイスを受けながら投資を進められます。
手数料も他社と比べてかなり安く設定されているので、最初の証券会社としてはオススメです。
難易度【中】株式投資
資金運用といえば、まず先に「株式投資」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、個人が株式投資でお金を増やすのは年々難しくなってきています。
金融商品の中では難易度が中ランクというだけで、運用の手法を持たない人は勉強は必要です。
株式投資はあなたも知っている通り、保有株の値段が上がって、あなたが購入した時より高値で売買できれば利益になるというものです。
FXや先物取引とは異なり、入金した額より下回ることはない(入金額分でしか枚数を購入できない)現物取引を選ぶことで借金をすることはありません。
しかし、今では巨大な金額を動かす機関投資家の存在と、AI(人工知能)によるシステムトレーディングが市場をコントロールしています。
株では、動かせるお金が大きいほど有利です。
プロの機関投資家は市場をいっきに動かすため一度に数十億~数百億円というお金を動かします。
なので、個人が戦って勝ち続けることは至難の技です。
現物取引は楽天証券をオススメします。私も主力で使っていますが
トレーディングツールとして『マーケットスピード』が圧倒的に早いです。
新規に口座を開設すると、3ヶ月間1日の約定代(取引が成立する時に払う金額)20万円まで手数料無料
と初心者の方をかなり優遇している証券会社です。
まずは、楽天証券の株初心者入門講座をご覧ください。
難易度【小】投資信託(NISA編)
投資信託とは、一言でいえば、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資することです。
この中で、最近話題なのが2014年から始まったNISAです。
NISAとは、株や投資信託などの運用益や配当金の一定額を非課税にする制度のことです。
さらに投資信託なので、勉強もほとんど必要がないと思い、NISAで投資信託を始めた方もいるかもしれません。
しかし、投資信託には次の3つの手数料がかかります。
・信託報酬
投資信託を保有している間に発生する「運用会社への手数料」のことです。おおむね0.5~2.0%です。
・販売手数料
これは購入時にかかる手数料です。おおむね投資額の1~3%です。
・信託財産留保額
解約する時に発生する手数料で、基準価格の0.1%程度が差し引かれることが多いようです。
取引の例です。
55万円の資金を、投資信託の中でNISAを活用して運用した場合です。
・販売手数料(3%)最初に1万6,500円が差し引かれ、運用は約53万3,500円で始まります。
・信託報酬(1.6%)1年後には5,830円が差し引かれます。
この結果からわかる通り1年間に合計4.6%を上回る運用利回りが出ないと手数料分のマイナスを取り返せないということです。
ポイントは、投資信託自体、安定したマーケットを対象にするので、大きな利益は期待しにくいのです。
では、「お金を増やすにはどの運用をすればいいの?」と思うのではないでしょうか。
お待たせしました!普通の人専用のリスクを極力避けられてお金を増やす方法である
財産三分法を簡単に覚える方法を解説します!
財産三分法を簡単に覚える
まず普通の人はリスクが大嫌いです。
お金の増やす方法があるとしても、できるだけリスクを避ける投資方法を行いたいですよね。
ここで、理解してもらうことは、まずどの投資にもメリット、デメリットがあるということです。
なので、一つの投資方法に集中するのではなく分散投資から始めましょう。
そして、あなたの肌に合う金融商品が見つかったら、デメリットも踏まえて集中して投資に挑戦しましょう。
まず分散投資と一言でいっても、「投資先を分散させる」だけでは安全とは言えない時代です。
だいぶ昔は国債や株を日本の金融商品、海外の金融商品に分けて所有していれば、
どれか一つが悪くても、他の好調な資産がその損失を補ってくれていました。
しかし、どのマーケットも世界同時株安などの様々な金融ショックが起きることで、
全てのマーケットで下落する傾向があります。
このような背景を踏まえて今回、推奨する分散投資法とはどんなものかと言うと「財産三分法」です。
ここで指し示す財産三分法とは、株式のシステムトレード、現金、オフショア投資に資産を分散させる投資法のことです。
これらが一般的な分散投資と異なるのは、時間の分散が考えられているからです。
どんな投資方法でもどのタイミングが一番高いのか(高値)、一番安いのか(安値)をピッタリ見極めることはできません。
なので、時間の分散の考え方で金融商品の取引をすることで、
所持金の全額を高いときに買ってしまうリスクといった、『高値づかみリスク』を避けることができるのです。
今回覚えることはたったこれだけです。
今回は、株式の現物取引で説明していますが、様々な金融商品でこの考えは適用させることができます。
この時間の分散を考えた3つの投資方法を組み合わせると、比較的安定的な収入源を築いていくことができるでしょう。
最後に財産三分法で選んだ、3種類の投資方法をご覧ください。
①株式のシステムトレード【短期】
システムトレードとは、過去の株価データから有効なパターンを見つけ出し、そのパターンに合わせて機械的に売買する投資手法です。
なので、個人的な欲や成り行きで取引を行うことがなく、世の中の流れに身を任せて売買を続けられます。
このことから、投資の勉強が必要なく、利益を上げやすいトレード手法になります。
このようなシステムトレードの手法はサイトで購入することが可能です。
圧倒的に購入数が多く、さらに直近3ヶ月の利回り状況が確認できるため、
安心して購入できるサイトとして「トレジスタ」が挙げられます。
どんなトレード方法を購入すれば良いかは、口コミやブログ、ランキングを確認して決めてみてくださいね。
②現金【中期】
貯金して貯めた資金を全て投資するのではなく、一定額は現金で残しておきます。
この現金で投資のタイミングを見計らい、安全に運用できるように余力を残しておく方法です。
絶対にマーケットが上がるであろう条件が揃った時のみに使用します。
例えば、このマーケットが上がりそうなタイミングというのは
「即効性抜群」1日5分で出来るお金の増やし方のテクニックを公開で説明しています。
③オフショア投資【長期】
オフショア投資とは、海外で運用されているファンドに投資することです。
オフショアでは、税金がゼロ(もしくは税率が低い)国で運用されるため、投資の資産を保有することによって得られる収入の法人税、所得税もすべて課税されません。
また、アメリカや日本での税率分を再投資に回すことができるため、抜群の運用成績を上げることができるというわけです。
しかし、オフショア投資は、複利で回すことでお金が増えていく投資法ですので、効果が現れるまで時間がかかります。
まとめ
多くの方は、今までお金を増やすということは何か難しいもののように考えていたかもしれません。
なぜなら、投資でのキャピタルゲインやら、売買シグナルがどうやらと、小難しい議論が多いからです。
しかし、そのような小難しい話を聞いて、損をする恐怖心や不安といった感情を抱いていても先には進めません。
もう一度、下記のあなたに実践してほしい手順を読み直して欲しいと思います。
手順①お金について学ぶ
・貯金を増やす方法を学び、自動化して強制的に貯金する
手順②節約する
・3つの銀行口座と3つの財布を使い分ける
手順③使えるお金を増やす
・ポイントカード、クレジットカードの整理をする
・保険の加入は下記以外解約する。
①公的な健康保険
②遺族基礎年金
③団体信用保険
・固定費を減らすためにできることは全てやる
手順④運用する
・難易度【高〜小】の資金運用方法を学ぶ
・分散投資術を学ぶ
その方法は、時間の分散を考えた「財産三分法」
①株式のシステムトレード【短期】
②現金【中期】
③オフショア投資【長期】
今の時代は全て情報に置き換えられていて、最も有益なお金を増やす
システムトレードのような方法を、安全に購入することができる時代にもなっています。
つまり、最初にリスクをとってお金を増やす方法を、独学で勉強をする必要がないということです。
そして、今回解説した財産三分法を実践し続けていくことで、必ず知識がつき、お金が増えることも理解できるでしょう。さらに、これらの方法を駆使することで貯金を遥かに早く貯めることができるようになるのです。
あなたが今回紹介した運用方法で、本当にお金を増やすことが可能なのか知りたいのなら、今までの生活にはとらわれずに、まずは、どんな人よりも貯金を増やすことに集中してくださいね。