「不動産担保ローン」と呼ばれるローン商品をご存じでしょうか？自分が所有しているマンションなどの不動産を担保にして、融資を受けるローンを不動産担保ローン(不動産担保融資)と言います。
不動産担保ローンはカードローンなどに比べると、担保がある分多くの金額を借り入れられます。そのため、必要な事業資金が多額に上る場合に、不動産担保ローンを利用する経営者・起業家の方は少なくありません。
ただし、日本国内に限っても不動産担保ローンは多く存在しており、ローンごとに異なる特徴を持っています。理想の条件で融資を受けたいのであれば、各ローンを比較した上で適したものを選ばなくてはなりません。
そこで今回は、25個の不動産担保ローンの情報をまとめました。以下の情報を参考にしながら、自身のケースに適したローンを見つけていきましょう。
目次
- ■【その1】東京スター銀行 スター不動産担保ローン
- ■【その2】日宝 不動産活用ローン
- ■【その3】つばさコーポレーション 不動産活用ローン
- ■【その4】ビジネクスト 不動産担保ローン
- ■【その5】住信SBIネット銀行 不動産担保ローン
- ■【その6】アサックス 不動産担保ローン
- ■【その7】三井住友トラスト・ローン＆ファイナンス 不動産活用ローン
- ■【その8】関西アーバン銀行 フリーローン(不動産担保型)
- ■【その9】出光クレジット 事業者向け不動産担保ローン
- ■【その10】セゾンファンデックス 不動産担保ローン
- ■【その11】新生プロパティファイナンス 不動産担保ローン
- ■【その12】日本保証 個人向け不動産担保ローン
- ■【その13】SBIエステートファイナンス 不動産担保ローン
- ■【その14】アイフル 不動産担保ローン
- ■【その15】楽天銀行 不動産担保ローン
- ■【その16】イーソリューション 不動産担保ローン
- ■【その17】ビジネスパートナー 不動産担保ローン
- ■【その18】フィナンシャルドゥ 資金使途自由ローン
- ■【その19】湊屋商事 不動産担保ローン
- ■【その20】中央リテール 不動産担保ローン
- ■【その21】MRF 不動産担保ローン
- ■【その22】第一ゼネラルサービス 不動産担保長期返済融資
- ■【その23】ユーファイナンス 不動産担保ローン
- ■【その24】ライフエステート 不動産担保ローン
- ■【その25】キャッシングエニー 不動産担保ローン
- ■まとめ
■【その1】東京スター銀行 スター不動産担保ローン
By: Roxanna Salceda
東京スター銀行は、東京都に本社を構えている第二地方銀行です。キャッシュカードが原則無料など、普通預金口座に関してもユーザーに対してさまざまなサービスを提供しています。
同行の不動産担保ローンは「スター不動産担保ローン」であり、こちらのローンにも普通預金口座と同様に、ユーザーのメリットがいくつか見られます。主なメリットとしては、以下の点が挙げられるでしょう。
・最長20年の返済期間である
・金利のシステムを選べる
・最大で1億円までの借入が可能
・いくつかの支店では、専門家によるアドバイスを受けられる
金利のシステムについては、変動金利型、もしくは3年・5年・10年の固定金利型からいずれかを選ぶ形です。返済期間が長く、プランに応じて金利を選べるので、余裕を持った返済計画を立てやすい不動産担保ローンと言えるでしょう。また、配偶者など本人以外が所有している不動産も担保として設定できます。
ただし、借入の際には別途事務手数料がかかるので、頻繁に借り入れるローンとしては適していない可能性があります。
スター不動産担保ローン | キャンペーン＆おすすめ情報 | 東京スター銀行
■【その2】日宝 不動産活用ローン
日宝は東京都渋谷区に本社を構えている貸金業者であり、一般層向けに無担保ローンも提供しています。また、融資金額が50万円～5億円の住宅購入ローンなど、全体的に融資金額が高めに設定されているローンを中心に展開しています。
同社の不動産担保ローンは「不動産活用ローン」と呼ばれており、このローンには以下のようなメリットがあります。
・融資金額が幅広い
・最短即日で審査が完了する
・柔軟な審査を行っている
・他社からの借入があっても利用できる
不動産活用ローンの融資金額は50万円～5億円であり、日宝は柔軟な審査を実施しているので、幅広い層の方が利用しやすいローンとなっています。また、不動産が競売にかけられている場合、債務整理をしている期間中などにも利用できるため、さまざまなシーンで活用できるローンと言えるでしょう。返済期間が最長30年である点も、利用者にとっては大きなメリットです。
ただし、申請時には返済予定表が必要になるので、きちんと返済計画を立てた上で申し込む必要があります。
■【その3】つばさコーポレーション 不動産活用ローン
つばさコーポレーションは、東京都に本社を構えている株式会社です。不動産一般ローンや不動産購入ローンなど、不動産に関するローン商品を幅広く展開しています。
不動産担保ローンとしては、法人・個人を問わない「不動産活用ローン」を展開しており、投資資金や納税資金など幅広い資金に利用できるローンとなっています。具体的なメリットとしては、以下の点が挙げられるでしょう。
・返済期間が最長30年である
・3つの返済方法から選べる
・契約内容によっては、融資事務手数料を節約できる
・個人事業主でも利用できる
このローンは返済期間が最長30年なので、余裕を持った返済計画を立てやすいと言えます。また、返済方法に関しては、元金一括返済・元利均等返済・元金自由返済の中からひとつを選ぶ形です。
デメリットとしては、上限金利が15.0%と特に低いわけではない点が挙げられるでしょう。ただし、一定の条件を満たすことで不動産スーパーサポートローンの利用が可能となり、こちらの上限金利は7.8%となります。
資産価値の高い不動産を所有している方は、積極的に利用を検討してみましょう。
不動産担保ローン・担保融資のご相談ならつばさコーポレーション
■【その4】ビジネクスト 不動産担保ローン
ビジネクストは東京都に本社を構えている、アイフルの子会社です。事業者ローンやファクタリング、法人クレジットサービスなど、金融商品を幅広く取り扱っています。
そんなビジネクストの不動産担保ローンには、以下のようなメリットが見られます。
・融資金額が最大で1億円
・保証人が原則不要
・返済期間が最長で30年
・同社の無担保ローンを利用中でも申し込みできる
こちらのローンの最大の特徴は、同社の無担保ローン(融資金額1,000万円)を利用中でも申し込みができる点です。無担保ローンの利用中に、別途担保を用意することで融資金額の上限が拡大され、低金利で借りられるようになります。返済期間も長いので、ある程度余裕を持った返済ができるでしょう。
ただし、返済期間を30年に設定したい場合は、元利均等返済を選ぶ必要があります。元金一括返済では、返済期間が最長で1年となるので注意しておきましょう。
不動産担保ローン | ビジネスローン・事業資金調達・借入なら ビジネクスト
■【その5】住信SBIネット銀行 不動産担保ローン
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資している銀行です。ネット専業の銀行であり、インターネットを活用したさまざまなサービスを提供しています。
同行は法人向けに不動産担保ローンも提供しており、不動産担保ローンの魅力としては以下の点が挙げられます。
・金利が比較的低い
・住宅ローンの返済中でも利用できる
・融資金額の幅が広い
・返済期間が最長で25年
このローンの最大の特徴は、担保設定する不動産の住宅ローンが残っていても利用できる点です。また、2017年1月時点での最大金利は8.9%であり、ほかの不動産担保ローンと比較しても金利は低めです。返済期間も比較的長いので、計画的に返済しやすいローンと言えるでしょう。
ただし、事業性資金に関しては使途が自由ではないので、事業資金として融資を受ける際には使途を明確にする必要があります。
■【その6】アサックス 不動産担保ローン
アサックスは不動産担保ローンを中心に展開している、東京都の会社です。設立当初は長野県に本社を構えていましたが、バブル経済期以降は活動拠点を首都圏に移しています。
そんなアサックスが提供する不動産担保ローンには、主に以下のメリットが見られます。
・個人事業主でも利用できる
・資金使途が自由である
・家族の不動産も担保設定できる
・契約まで費用が一切かからない
上記の特徴から、アサックスの不動産担保ローンは幅広い層が利用できるローンと言えます。資金使途が自由なので、資金を公私両方に充てることも可能です。また、年齢条件が20歳以上、法人・個人を問わないという形なので、起業前の方でも選択肢に含められるでしょう。
ただし、融資を受けることが決まった場合は、融資額の0%〜3.0%にあたる手数料が発生します。
アサックス（東証一部上場）の不動産担保ローン【個人向け】【イー・ローン】
■【その7】三井住友トラスト・ローン＆ファイナンス 不動産活用ローン
三井住友トラスト・ローン＆ファイナンスは、東京都に本社を構えるノンバンクです。住宅ローンやアパートローンなど、不動産に関する金融商品を中心に展開しています。
同社の不動産活用ローンは、フリーコースやビジネスコースなど、目的に応じて複数の種類に分けられています。フリーコースの特徴としては、主に以下の点が挙げられます。
・金利が比較的低い
・返済期間が最長で35年
・資金使途が自由
・融資金額の幅が広い
2017年1月時点での上限金利は5.99%であり、返済期間も35年と長めのローンです。また、自由に資金を使うことができるので、幅広い層の方が利用できるローンと言えるでしょう。融資金額の幅が300万円～10億円と幅広い点も、利用者にとっては魅力的です。
ただし、三井住友トラスト・ローン＆ファイナンスは定期的にキャンペーンを実施しているので、時期によっては条件が異なる可能性があります。利用を検討している方は、その時期の条件をきちんと確認するようにしましょう。
■【その8】関西アーバン銀行 フリーローン(不動産担保型)
By: openDemocracy
関西アーバン銀行は、大阪に本社を構える第二地方銀行です。三井住友銀行が資本参加をしているなど、さまざまな銀行と提携を行っています。
同行が提供するアーバンフリーローンは、おまとめローンとしても利用できます。具体的なメリットとしては、以下の点が挙げられるでしょう。
・最低金利が低い
・返済期間が最長で25年
・つなぎ資金や運転資金など、さまざまな事業資金として活用できる
・専任のコンサルティングが契約までサポートをする
最低金利は2017年1月時点で2.9%であり、最大金利も9.8%と比較的低めです。コンサルティングのサポートを受けながら契約できるので、初めて不動産担保ローンを利用する方でも安心できるでしょう。
ただし、融資金額は最大5,000万円であり、ほかのローンと比べて高いとは言えません。そのため、設備資金の調達手段としては適していない可能性があります。
■【その9】出光クレジット 事業者向け不動産担保ローン
出光は日本を代表する石油元売会社であり、世界的にも知られています。石油類の精製・販売を中心に事業展開をしていますが、事業者向けに不動産担保ローンを提供しています。
この不動産担保ローンの特徴としては、以下の点が挙げられるでしょう。
・固定金利である
・日本全国に対応している
・申請者本人以外の不動産も担保設定できる
・運転資金や設備資金など、さまざまな事業資金に活用できる
このローンは固定金利であるため、利用前から返済計画を立てやすいといった特徴を持っています。また、日本全国に対応しており、資金使途の自由度も比較的高いので、幅広い層の方が利用できるローンと言えるでしょう。
ただし、最大融資金額は5,000万円であり、返済期間も最長15年と短めです。利用を検討している場合は、綿密な返済計画を立てておく必要があります。
■【その10】セゾンファンデックス 不動産担保ローン
セゾンファンデックスは、個人と法人の双方に対して融資を行っている消費者金融です。セゾンファンデックスVIPローンカードなど、カード系の事業にも力を入れています。
同社が提供する不動産担保ローンは事業者向けであり、このローンには以下のようなメリットが見られます。
・年齢条件が20歳～70歳と幅広い
・資金使途の幅が広い
・保証人が原則不要
・返済期間が最長で25年
このローンは年齢条件が幅広く設定されており、完済時の条件は85歳までとされています。そのため、ご高齢の経営者の方でも利用しやすく、返済期間も長いので余裕を持った返済計画を立てられます。
ただし、融資を受ける場合には事務手数料や調査料、振込手数料などが生じるので、頻繁に融資を受けたい方には適していない可能性があります。
■【その11】新生プロパティファイナンス 不動産担保ローン
新生プロパティファイナンスは、新生銀行グループの不動産担保ローン専業会社です。不動産担保ローンに特化しており、その専門性を活かしたサービスを展開しています。
不動産担保ローンの主な特徴としては、以下の点が挙げられるでしょう。
・20歳以上から申し込める
・勤続年数が短くても融資対象になる
・金利が比較的低い
・返済期間が最長で25年
金利は2.80%～6.80%であり、ほかのローンと比較すると低めに設定されています。返済期間も比較的長いので、返済の負担を抑えた形で利用できるでしょう。
ただし、個人か事業者かによって資金使途が異なるので、申し込みをする前に細かく確認をしておく必要があります。
■【その12】日本保証 個人向け不動産担保ローン
日本保証はトラストの完全子会社であり、東京都に本社を構えています。個人・法人の双方に対して融資を行っており、さまざまな金融商品を展開しています。
同社の不動産担保ローンは個人向けであり、主なメリットとしては以下の点が挙げられます。
・20歳以上であれば申し込みができる
・資金使途が自由である
・融資金額の幅が広い
・3つの返済方式から選べる
融資金額は最大で10億円であり、資金の使途は自由です。返済期間も最長20年なので、経営者や起業家の方でも活用しやすいローンと言えるでしょう。
ただし、日本保証基準を満たしている方でないと利用できず、法人貸付の場合は保証人が必要になる可能性があります。
■【その13】SBIエステートファイナンス 不動産担保ローン
SBIエステートファイナンスは、SBIのグループ会社です。設立は1996年と歴史が深いわけではありませんが、信用性が比較的高い企業と評価されています。
同社の不動産担保ローンの特徴としては、以下の点が挙げられます。
・年齢条件が幅広い
・融資金額の幅が広い
・返済期間は最長で25年
・社内で審査を行うので、審査がスムーズに進む
このローンの年齢条件は20歳～75歳であり、80歳までに完済できれば利用できます。また、返済期間も比較的長めに設定されているので、長期計画に適したローンと言えるでしょう。融資金額は300万円～3億円となります。
ただし、首都圏に特化して事業を行っているので、全国の方が利用できるローンではありません。
■【その14】アイフル 不動産担保ローン
アイフルはカードローンなどを提供している消費者金融であり、全国的に高い知名度を誇ります。低額の融資をイメージする方も見られますが、アイフルは高額融資のローンも展開しており、不動産担保ローンもそのひとつです。
アイフルの不動産担保ローンには、以下のような魅力が見られます。
・全国的に展開している
・インターネットから申し込みができる
・融資金額の幅が広い
・無担保ローンも用意されている
アイフルの支店は日本全国に存在しているので、どの地域に住んでいても利用しやすいローンと言えます。また、融資金額が100万円～1億円と幅広く、インターネットからスムーズに申し込める点も利用者にとってはメリットです。
ただし、事業資金以外の融資に関しては、総量規制の対象となるので年収の3分の1以上を借り入れることはできません。
不動産担保ローンでの事業サポート | 【アイフル公式サイト】消費者金融・キャッシング・カードローン
■【その15】楽天銀行 不動産担保ローン
楽天銀行は、「新たな形態の銀行」に該当する銀行であり、楽天株式会社の子会社にあたります。ローンをはじめ、投資信託や外貨預金など、幅広い金融商品を取り扱っている点が特徴的です。
楽天銀行の不動産担保ローンには、主に以下のような特徴が見られます。
・最低金利が比較的低い
・返済期間が最長で25年
・資金使途が自由である
・事前審査を利用できる
このローンの金利は3.67%～9.57%であり、ほかの不動産担保ローンに比べて最低金利が低い傾向にあります。また、返済期間も比較的長いので、余裕を持った返済計画を立てやすいローンと言えるでしょう。事前審査により、審査に通過する可能性を把握できる点も、このローンの魅力です。
ただし、融資金額が100万円～3,000万円と少な目なので、多額の設備資金が必要な場合などは適していない可能性があります。
■【その16】イーソリューション 不動産担保ローン
イーソリューションは、不動産担保ローンの専門会社です。個人・法人の両方を融資対象にしており、幅広い層の起業家や経営者が利用しています。
イーソリューションの不動産担保ローンには、以下のメリットが見られます。
・返済期間が最長で30年
・返済回数は最大で360回
・融資金額の幅が広い
・元金一括、元利均等返済、自由返済の3つから返済方式を選べる
このローンの最大の特徴は、余裕を持った返済計画を立てられる点です。返済期間が長く返済回数が多いので、資金繰りに苦しむ会社にとっては、心強い存在と言えるでしょう。
来店・訪問のどちらにも対応していますが、土曜日は隔週で休業日となるので注意が必要です。
不動産ローンの「イーソリューション」 | 不動産ローン専門会社
■【その17】ビジネスパートナー 不動産担保ローン
By: lee
ビジネスパートナーは、リース事業や事業者金融事業を中心に展開している東京都の企業です。本社は東京都となりますが、日本全国の主要都市に支店を構えており全国展開をしています。
同社の不動産担保ローンの特徴としては、主に以下の点が挙げられます。
・資金使途が自由である
・物件の抵当順位が重要視されない
・繰上返済の際に手数料がかからない
・中途解約をしても手数料がかからない
融資金額は100万円〜1億円であり、資金の使い道は自由です。そのため、運転資金やつなぎ資金など、さまざまな事業資金として活用できます。中途解約時に手数料がかからないので、気軽に利用できるローンとも言えるでしょう。
ただし、担保の調査時には担保調査料が必要となるので注意が必要です。
不動産担保ローン｜資金使途自由（事業資金範囲内）｜ビジネスパートナー
■【その18】フィナンシャルドゥ 資金使途自由ローン
フィナンシャルドゥは、東証一部に上場しているハウスドゥのグループ企業です。グループ会社全体で不動産に深く関わっており、専門性の高い商品・サービスを展開しています。
フィナンシャルドゥの不動産担保ローンのメリットとしては、以下の点が挙げられるでしょう。
・返済期間が最長で35年
・金利が比較的低い
・融資金額の幅が広い
・元金一括返済、元利均等返済から返済方式を選べる
中でも特筆すべきは、返済期間の長さです。ほかの不動産担保ローンと比べても長く、余裕を持った返済計画を立てやすいローンと言えます。融資金額は300万円～1億円、金利は5.8％～11.8％となっています。
ただし、融資を受ける際には事務手数料として、融資額の2％～3％の費用がかかります。
【個人向け】FDの資金使途自由ローン｜ 不動産を活用した事業資金調達なら、フィナンシャルドゥ
■【その19】湊屋商事 不動産担保ローン
湊屋商事は東京都に本社を構える、中小企業向けに金融サービス業を行っている企業です。手形割引や無担保ローンなど、幅広い金融サービスを取り扱っています。
湊屋商事の不動産担保ローンには、主に以下の特徴が見られます。
・手数料などのコストを抑えやすい
・元利均等返済、元金分割返済、元金一括返済から返済方式を選べる
・個人事業主も対象にしている
・設備投資資金として活用できる
この不動産担保ローンでは、保証料や事務手数料、途中解約手数料などの手数料がかかりません。また、融資金額も100万円～5,000万円と比較的幅が広く、返済方式も3つの方式から選べるので、プランに沿って融資を受けやすいと言えるでしょう。
ただし、返済期間が5年と少し短く、返済回数は60回となっています。融資を受ける前に、きちんと返済計画を立てておきましょう。
不動産担保ローン – ビジネスローンなどの事業融資は東京南青山 湊屋商事
■【その20】中央リテール 不動産担保ローン
中央リテールは東京都に本社を構える、総合金融業を営んでいる企業です。不動産担保ローンをはじめ、リフォームローンや多目的ローンなど、さまざまなローンを展開しています。
中央リテールの不動産担保ローンの特徴としては、以下の点が挙げられるでしょう。
・金利が比較的低い
・最低金利と最高金利の幅が狭い
・保証人が原則不要である
・返済期間は最長で10年(120回)
このローンの金利は8.2%～9.8%に設定されており、ほかの不動産担保ローンと比べると金利が低い傾向にあります。また、保証人が原則不要なので、手軽に利用しやすいローンと言えるでしょう。
ただし、融資金額が100万円～3,000万円と少な目なので、多額の設備資金を目的とした融資には適していない可能性があります。
おまとめローン･不動産担保ローンなら中央リテールへ。｜中央リテール
■【その21】MRF 不動産担保ローン
MRFは福岡に本社を構えており、九州地方や中国地方を中心に展開している企業です。実績豊富な営業マンをそろえ、スピード感あふれる融資を目指しています。
不動産担保ローンの特徴としては、以下の点が挙げられます。
・融資金額の幅が広い
・審査までがスピーディである
・返済期間は最長で35年
・専門家から融資プランのアドバイスを受けられる
融資金額が100万円～3億円と幅が広いので、小口融資にも大口融資にも活用できます。また、審査までがスムーズに進むので、早急に現金を用意する必要がある場合に便利なローンです。
ただし、西日本を中心に展開している企業なので、それ以外の地域では利用できない可能性があります。
事業者向け不動産担保・ビジネスローンはエムアールエフ【MRF】
■【その22】第一ゼネラルサービス 不動産担保長期返済融資
第一ゼネラルサービスは九州の福岡県を中心に展開している企業です。不動産に関する金融商品を取り扱っており、融資を行う形で宅地開発やマンション開発のサポートに積極的な姿勢を見せています。
同社の不動産担保ローンには、主に以下のようなメリットが見られます。
・融資金額の幅が広い
・返済期間は最長で30年
・返済回数は最大で360回
・解約違約金が原則発生しない
融資金額は300万円～2億円に設定されており、大口融資が基本となります。返済期間が長く、多くの回数に分けて返済を行えるローンなので、月々の返済負担を抑えた形で利用できるローンと言えるでしょう。
ただし、九州と首都圏以外には支店が存在しないので、利用できる地域が限られます。
■【その23】ユーファイナンス 不動産担保ローン
ユーファイナンスは東京都に本社を構える消費者金融です。個人・法人の両方を対象とした商品を展開しており、主に大口ローンを中心に取り扱っています。
不動産担保ローンに関しては、以下の特徴が見られます。
・資金使途が自由である
・保証人が原則不要である
・借り換えを目的としたビッグローンも利用できる
・借り換えに関しては、10社までが対象となる
ユーファイナンスの不動産担保ローンは、資金使途の自由度が高い傾向にあります。また、借り換え専用の商品も展開しているので、債務を一本化したい場合にも活用できるでしょう。
融資金額は100万円～3,000万円となっていますが、相談次第では上限金額以上の借入も可能です。ただし、返済期間が最長で10年と比較的短いので、きちんと返済計画を立てる必要があるでしょう。
■【その24】ライフエステート 不動産担保ローン
ライフエステートは東京都に本社を構える株式会社であり、さまざまな金融業を展開しています。代表的な商品としては、フレッシュローンや競売ローンなどが挙げられるでしょう。
ライフエステートの不動産担保ローンについては、主に以下のメリットが見られます。
・融資金額の幅が広い
・借地権や底地、共有持分など、幅広い不動産を担保設定できる
・専属の司法書士が手続きを行う
・物件に担保をつけない無設定ローンも提供している
上記の中でも特筆すべきポイントは、融資金額です。100万円～5億円と広く設定されており、少額から高額までさまざまなニーズに応えています。
ただし、日本全国に支店が存在する企業ではないので、首都圏や都市部など利用が一部の地域に限られます。
■【その25】キャッシングエニー 不動産担保ローン
キャッシングエニーは東京都に本社を構えている貸金業者です。ローン商品を中心に展開しており、円滑な商品展開を心がけています。
同社の不動産担保ローンには、主に以下のような特徴が見られます。
・借地権付建物や底地、共有持分も担保設定できる
・返済期間が最長で30年
・違法建築物件も担保対象に含まれる
・年齢制限が設けられていない
キャッシングエニーの不動産担保ローンは、担保設定できる不動産の幅が広い傾向にあります。また、返済期間が長い点、年齢制限が設けられていない点なども、利用者にとってはメリットとなるでしょう。
日本全国に広く展開している企業ではありませんが、主要都市に関しては出張対応なども行っています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか？
不動産担保ローンは商品ごとに特徴が大きく異なるので、各ローンを細かく比較した上で、ぴったりなローンを選ぶことが大切です。返済方式や返済期間、返済回数なども商品ごとに異なるため、あらかじめ返済計画をきちんと立てた上で、利用するローンを決めるようにしましょう。
なお、あなたの会社に売掛金がある場合は、ファクタリングも効果的な資金調達手段になります。会社によっては、不動産担保ローンよりも多額の資金を短期間で用意できる可能性があるので、以下のホームページからファクタリングの概要を学んでおきましょう。
