突然ですが、あなたは、お金持ちになるために何が必要だと思いますか?
まだ何も学んでいない方は、十人十色の答えがあるでしょう。
まずは、ここでどのような答えでも良いので、1番重要だと思う1つの答えを頭の中で出してみてください。
その答えを、出すまでにどのぐらい悩んでしまったでしょうか?
まず、お金持ち側に寄った考え方を持つ人達の共通事項が、決断が早いということです。
このように、お金持ちになるためには様々な考え方や行動パターンがあります。
その内容は、後でじっくりと説明するとして、今はこういった決断がなぜ早いのかを紐解いていきます。
少し長くなりますが、この説明書を読み終える頃にはきっと、今までのあなたとは違った考え方を身に付けることができるでしょう。
目次
説明書① 1秒でも決断を早くする
どんな人生を送っていたとしても、決断することは非常に重要なことです。
生きている以上、決断することはあるでしょう。
今回あなたに答えを求めたように、物事を決めなければいけない場面は、年齢を重ねるごとに増えていきます。
今回冒頭の質問をお金持ちの人たちにも答えを求めました。
その結果、お金持ちは、答えを出す決断の早さが一般人と比べると格段に早いです。
それではなぜお金持ちは決断が早く、大半の一般人は決断が遅いのでしょうか?
それは『準備』の差です。
例として、休日に車を買い替えに行ったとします。
一般人はまず店に行ってから、予算内で自分が良いと思う車を探します。
そしてあれがいいかな?これがいいかな?と考えながら検討を始めます。
一方、お金持ちはこうです。
お金持ちは自分の買いたいものを決めてからお店に行きます。
だから、購入しようと思っている高級自動車メーカーのお店にしか行きません。
最低限、「ベンツ」「黒」などとキーワードを決めてから行きます。
そのため、お店に行ってから頭を悩ませて、売り手に迷惑を掛けることなく買い物をするんですね。
つまり「お店に行く前には決めている」ということです。
事前準備をしているからこそ、早い決断ができるのです。
ビジネスでも同じことが言える
お金持ちは、自分自身又は会社がやった仕事に対して、
クライアントからどのような事を言われるか事前に考えています。
これを「先読み」と言い、この事前準備をしているからこそ、
クライアントに120%の回答をすることができ、高額な受注案件に対しても、満足度が高い結果となるのです。
そして、新たに高額な仕事が決まり、収入が増えるのです。
また、一度納品した仕事は、戻ってくることがなく、無駄な時間がかからないことも特徴です。
一方、一般人は上司が決定することが多く、頭を使いません。
結果、クライアントからの質問に答えることができなかったり、
間違った答えを伝え、クライアントからの信頼がなくなります。
また、高額な仕事はお金持ち側に取られてしまうので、いつまでも会社は収益を増やせません。
納品した仕事も、手直しすることが多く、手持ちの業務を圧迫して負のサイクルに入ることがよくあります。
ではなぜ、お金持ちはこのような準備をするのでしょうか?
それは『時間が有限であると自覚しているから』です。
時間は無限にあるものではありません。
人にはいずれ終わりがきます。
頭を回転し続けられる年齢もあっという間に過ぎてしまうことを知っています。
だから時間を大切にするのです。
その気持ちが決断の早さにつながっています。
説明書② 頑張っても手に入れられないことを明白にする
まず説明書①の内容に、「自分は事前の準備をしていない」と思った方が多いのではないでしょうか。
このように確信的な違いがお金持ちと一般人にはあります。
この差を埋めることを、このページは目的としています。
しかし、どんなに頑張っても頭を使っても、解決できないことがあるのです。
まずは解決しないことから見ていきましょう。
例えば才能です。作家やスポーツ選手、俳優やアーティストなど、人よりも秀でた才能があればお金持ちになれるでしょう。
次に運です。宝くじ、カジノ、競馬などのギャンブルで大きく当てた場合です。
例えば宝くじの場合は、努力じゃどうにもならない確率を当てる運が必要です。
その他にも親がお金持ち、遺残相続、人脈など様々な方法が思い浮かびますね。
では、いたって平凡な一般人がお金持ちになるにはどんな方法があるのでしょうか。
ここで言えることは、今から運や才能には頼らないということです。
そうは言っても、お金持ちになる人はたぐいまれない才能や家系、
一瞬のチャンスを掴む強運が必要で、一般人にはもう宝くじを当てるくらいしか方法が残ってないようにみえます。
では、一般人からお金持ちに這い上がる方法はないのでしょうか。
その答えはもちろん【いいえ】です。
実は1日10分だけ意識して、日常を過ごせばお金持ちと同じ考えになれることが、実はたくさんあります。
ということで、そんな一般の方でも冒頭で説明した「1秒でも決断を早くする」といった
お金持ちのマインドを身に付け
結果的にお金持ちになれる方法を詳しく紹介していきます。
説明書③ 社会の地位とお金は必ずしも一致しないことを知る
次に、社会の地位と収入は必ずしも一致するわけではないことを理解しましょう。
大企業の部長職や役員であっても、日本企業の場合、年収はたいした額ではありません。
大企業の経営陣は、社会的な地位が高いことは間違いないですが、
海外のように莫大なお金持ちなのかは、判断しづらい金額となっています。
例えばこれです。
ユニクロの柳井会長と、マクドナルドの原田会長の対比です。
どちらも日本を代表する名経営者ですが、最大の違いは柳井会長の場合、
長者番付日本一になるほど資産家であるということです。
お互いに企業のTOPでも柳井会長は段違いな資産家なのです。
それには理由があり、ユニクロのファーストリテイリングは
ベンチャー企業から海外進出まで成功させた超優良企業で、
その創業者である柳井会長自身がオーナーであり、未だにユニクロの株式の3割近くを保有しています。
柳井会長の資産残高は約2.4兆円と発表されていて、役員報酬は毎年億を超えているでしょう。
また、株の配当だけで数十億円の収入があることを考えると恐ろしい金額になることがわかります。
では、柳井会長ではなくてもファーストリテイリングの株を3割近く保有できていたら、
社会の地位がなくても、お金持ちになることは明白ですね。
これに対して、マクドナルドの原田会長は日本の中だけで雇われるプロの経営者であり、
オーナーではないので圧倒的な差が出てしまうのです。
給料も、世界基準ではなく日本国内の基準の報酬となるのでしょう。
ここで学ぶべきことは、お金持ちになるためには、地位とお金の区別をしっかり頭に入れた方がよいということです。
説明書④ つべこべ言わず自分に投資する
お金持ちの定義は人によって違いますが、例えばあなたの年収の10倍がお金持ちだとします。
それは、頑張っているあなたが10人集まってやっと同じ価値があるということです。
そして、一般人が月収の10倍を稼ぐには、以下の2つが必要です。
・月収が10倍になる可能性のあることをやっていること。
・そしてそれはあなた以外が利益をあげるような仕組み作りであること
これが必要です。
まず現状として、お金持ちになりたいという夢や願望を持っていたとしても、その希望を叶えるために行動をしている人はほとんどいないのではないでしょうか。
株は買わないと資金が増えません。種をまかないと花は咲きません。これと同じように、お金持ちになるためには、上で説明した2つの行動をとらないと一生状況は変わらないのです。
ただほとんどの人が何かしらで頑張っていると思います。
そういった人はこのような努力をします。
・休日出勤して仕事の量をこなす
・上司が帰るまで残業する
・キャリアアップのために転職をする
・出世を目指して、社内営業に力を注ぐ
・仕事にプラスになればと思い、資格取得や、勉強したりする
このように、「仕事のために」頑張っていることがあります。しかし、
この努力が報われた結果、その先にあなたの理想。
つまり、お金持ちになれる可能性がありますか?
この状況は「お金持ち」になりたいのに、違う花の種ばかりまいて「なぜお金持ちになれないんだろう」と言っているようなものです。
多くの人は、失敗のリスクからくる恐怖心や、やり切ってもいないことに対して、可能性が低いと諦めて行動に移せないでいます。
しかし、どんなに可能性が小さかろうと、やらなければ今のままなのです。
どうしてもお金持ちになりたいのであれば、まずはお金持ちのマインドにすることから始めましょう。
始めることは「自分への投資」
お金持ちが行動に移し続けるように、チャンスをもらえる人との交流にお金を使いましょう。
これは浪費ではなく、「自分への投資」です。
お金持ちは、自分の成長につながることであれば、惜しまずにお金を使います。
逆に、流行りのアイテムや高級ブランドからは利益が生まれないことを知っているため、モノにお金をかけすぎることはしないのです。
投資してほしいことは例えばこれです。
・経営者になってお金持ちになりたい人は、MBAを取得できる大学院の門をたたく
・投資家になってお金持ちになりたい人は、システムトレードを購入して運用する
・研究者になってお金持ちになりたい人は、仕事を辞めて研究機関に勤める
・資産家になってお金持ちになりたい人は、投資用不動産を購入する
投資家として有名なウォーレン・バフェット氏は
「ほとんどの人は、自分の持つ可能性の一部しか使わずに人生を送っている」と指摘しています。
さらに「誰もが大きな可能性を秘めているのです。モノよりも自分に、投資をしてください」と語っています。
このようなことを実践し続けると、必ずお金持ちになる『可能性という芽』が出てきます。
その可能性をしっかりと花が咲くまで成長させましょう。
説明書⑤ お金を増やすために、お金や人を使う
一般人にとっては、節約が最も主流のお金を貯める方法です。しかしお金持ちは違います。
人を雇って自由な時間をつくれば、新たな収入を増やす仕組み作りなど、効率的な仕事ができます。不動産や株などの資産を持てば、利益が生まれます。自分に投資をすれば、より優れた知識を持って仕事のレベルを上げられます。その結果、経験値が上がり収益になるのです。
そういった意味でお金持ちは無駄遣いをしませんが、お金は使います。
自分のところに貯めておかずに、流れをよくすることで、大きなお金が自分に入るようにしているのです。
例えばAKB48のプロデューサー秋元 康氏は、お金を動かすタイプのお金持ちです。
秋元プロデューサーがおニャン子クラブで一世を風靡したのはもう30年も前のことで、それからは、いくつかのプロジェクトを手がけており、うまくいったものもあれば、失敗したものもあるそうです。
秋元プロデューサーに共通している方法は「大きな仕掛けにするために、ある程度人を集め世に出す」ことです。この方法にはそれなりのお金が必要になります。
この手法で上手くプロジェクトを成立させることができたのは、もちろん企画立案の才能もありますが、出資者を見つける能力が大半を占めています。
出資者を見つける能力とは、行動するということだけです。
お金がなく、一緒にいてもチャンスになる話が舞い込んで来ない雰囲気の人には、協力者が集まりません。
しかし、秋元氏にはお金が集まった、いったいそれはなぜでしょうか。
そこで、秋元プロデューサーの過去30年の行動を見てみましょう。
おニャン子クラブの人気が一段落した後、1998年にセガの宣伝プロデューサーに就任したことで、
世間の話題を再度さらいました。
その後はセガとのタイアップで、「チェキッ娘」をプロデュースしています。
当時セガの社内には、同社を買収した資産家である大川オーナーがいました。
セガからの出資には大川オーナーの後押しが大前提で必要でした。
そこで秋元氏だけでなく、秋元氏の妻で元おニャン子の高井氏も力を注いだ結果、
大川オーナーの力を借りることができたそうです。
このように、AKBやおニャン子をアイドルグループとして成功させた事例もあれば失敗作もあり、
プロジェクトを多数立ち上げ続けてきたことで、有能な人材をキープすることができ、
次のヒットに繋げ調整することができたのでしょう。
このことから、「必要な時には損得などあまり考えず、大きなお金や影響を与える人を動かすべき」ということをお金持ちに共通の考え方として覚えてください。
ここぞというときは大胆に攻めなければチャンスを失うことは明白です。
ここで他のお金持ちの言葉もお伝えします。
元アメリカ合衆国郵政長官 ベンジャミン・フランクリン長官はこう言います。
「裕福になりたいなら、貯蓄だけでなく稼ぐことも考えること」
お金は使わなければ減りませんが、増えることもありません。
やはり積極的に使うことで、より多くのお金が得られることを彼らは知っているのですね。
説明書⑥ お金持ちは無駄遣いをしない
お金持ちはケチだとよく言われています。
実際、多くのお金持は無駄な金を使いません。
例えば、Facebookの立ち上げメンバーの1人であるダスティン・モスコービッツ氏も億万長者になったものの、マンション暮らしの自転車通勤を続けています。
しかしそれは、何でも出費を抑えているということではなく、使うべきところに使っています。
使う必要がないと思うところには1,000円でも払わない代わりに、自分が必要だと思ったことには何の迷いもなく大金を投じる傾向にあります。
このように、お金持ちほど小さな出費は気にします。
500円お得だからといって、衝動で買うようなことはせず、本当に必要なのかを考えてから支払いをするのです。
また、このような一般人との考え方の違いは日常生活にも表れます。
食事や飲み会に行った時に、割り勘で勘定するタイプの人が大半ですが、お金持ちの中にはほとんど見当たらないのです。
その理由は、多くのお金持ちにとって食事や飲み会は投資だということです。
このような交流の場では、意外と重要な情報が得られることが多いのです。
接待など仕事に直結していない会合の方が、情報を得るには、なおさら良いのです。
だからお金持ちは食事を重視します。
お金持ちの中には、1ヶ月で食事代に何十万円も使った人がいます。
その人は「経験のないことに挑戦するのに、まず情報は必須事項。数千万円の挑戦をするにあたって、経験者の情報が数十万で手に入るならタダみたいなもの」と答えます。
まさにその通りです。
ここでお金の使い方を意識することで、重要なことがあります。
それは「自分から先に与える」ということです。
食事のようにお金を出すことは人間関係の形成につながっています。
人に親切にすると、人から好かれるようになり、人望が生まれて恩返しを受けることにもつながります。
お金持ちは、与えることで大きな収入を受けとることができたり、本当の豊かさを手に入れているのです。
お金持ちになりたいなら、まずは見返りを求めず自分から与えるようにしてみてはいかがでしょうか。
説明書⑦ 話を聞く相手を選ぶ能力を上達させる
結果から伝えると、お金持ちは語るより聞くほうが多いです。
相手にたいして自慢話をしたりはあまりせず、むしろ人から話を聞こうとします。
自分の話をするメリットより、人の話を聞くメリットのほうが大きいことを多くのお金持ちは意識しています。
お金持ちになる前提条件がお金儲けに関する才能だとしても、人間の知恵には限界があるのです。
お金持ちになった人の多くは、他の人から有効な情報を仕入れていて、その情報にすぐ取り掛かることで収益にすることができています。
お金持ちが、知識や情報を蓄えるために本を読むことも、よく知られている話ですが
本からは考え方を学び、実際に体験した人から話を聞くセッションもよくやっています。
本というのは、対象読者が大衆になるため、特定の事柄に内容を絞ることが難しく、書籍の発行までに一定の時間がかかるというデメリットがあります。
また、著者の思い入れなどが過剰にならないよう、全体のバランスも考慮されています。
ここでポイントを伝えます。
ビジネス本の著者から直接話を聞かせてもらいましょう。
そういった機会をうまくもらえた場合の注意点がこれです。
書籍を執筆している本人から話を聞く場合、話が前後したりして、
情報を収集するあなたの負担が出てきます。
そこで経験談のみを聞くようにしましょう
体験者であれば、成功していても失敗していても良いのです。
うまくいく話を求めるだけでなく、試した結果、その方法ではダメだということが確認できればよく、実際にどうダメであったかを理解することが大事なのです。
このようにお金持ちが意識している、
話を聞く相手と聞く内容を決めて、話し合いを数多く実践していると
成功事例のノウハウや傾向がある一定の条件に当てはまることが理解できます。
『大きく成功するベンチャービジネスの三つの条件』
例えば、起業家の大事な考え方として『大きく成功するベンチャービジネスの三つの条件』があります。
1)誰もが日常的にやっていることを対象にせよ。
→市場が大きいこと
2)そこに大きな非効率があり、顧客が不便や面倒だと感じていることに絞れ。
→市場に大きな非効率が存在すること
3)その不便さを解消できる、新しいソリューションを提供せよ。
→技術革新や規制緩和などの環境変化があること
マイクロソフトを唯一退けた会社として一躍、有名になったアメリカの家計簿ソフトメーカー、インテュイット。
その創始者、スコット・クック氏が伝えている言葉です。
また、投資家のジョージ・ソロス氏もこのように伝えています。
「存在しない資源を生み出すことより、すでに存在しているものを有効活用する方が遥かに簡単だ」
これらの条件は今成功しているベンチャー企業の多くに当てはめることができる条件です。
このあたりが分かってくると、成功のノウハウをしゃべっている人の話を聞いた時に、
即座にそれが本当の話なのか判断ができるようになってくるようになります。
説明書⑧ 実行に移すスピードを速め、アイデアは必ず実現させる
お金持ちになるためには、スピード感を持つことがより重要な条件になっています。
これはテクノロジーの変化が状況をさらに変えつつあり、成功を収めるためには、絶対的なスピードが求められることになっています。
もしかしたら、あなたは素晴らしいアイデアを持っているかもしれません。
その発想力も大事なことです。
しかし本当に必要なことは、アイデアを実現する能力なのです。
それをアクセル全開で事業として立ち上げて、真似されても何の影響もない事業にさせていく事が必要なのです。
頭の中だけにあるものに価値はありません。
その考えを実際に形にするために、あらゆる努力をする必要があるのです。それこそが大きな価値と言えます。
起業家の世界では、よく言われています。
「自分が思いついたことは10人が思いついていると考えろ」
これは「あなた以外にも取り組んでいる人が必ずいるはず、だから急いで実現しなさい」という意味です。
Twitter創業者のジャック・ドーシー氏も自身のアイデアを最初に思いついたのは15歳の時でした。
若かりし時から彼は実行に移したのです。その時を振り返りドーシー氏は以下のように語っています。
「アイデアは誰だって持っている。本当に大事なのは実行すること。そしてアイデアの実現を助けてくれる仲間を惹きつけられるかどうかだ」
このように思いついた瞬間に収益モデルを組み立て、関連するリソースを探し、うまく展開していかないと、間違いなく誰かがすぐにそれを実現してしまうのです。
今は既存のビジネスや技術を組み合わせて活用すれば良いだけなので、それほど大きな初期投資も必要としません。
リスクを具体的に明確にさせて、収益を計算するよりも先に、とりあえず思いついたらサービスを立ち上げてみる。
この位の力量とフットワークの軽さがないと、ビジネスでお金持ちになるステージでは勝ち抜いていくことは難しいでしょう。
説明書⑨ 常に高い目標を立てる
お金持ちの特徴は、どの人も高い目標を持っていると言います。
これを志、大義名分、Lifeミッションなど様々な言い方をしますが、大きくククると同じです。
なぜこのようなことを考えているか、それは
「自分の価値を社会に問いたい」「社会に貢献して、生きた証を残したい」などの思いがあるからです。
お金持ちの中には、社会貢献やNo.1になりたいなどお金を求めていなくても、
目標を達成した結果、お金持ちになる人がかなりいます。
また「兆が付くほど稼ぎたい」と心の底から願い、高い目標設定をして達成した人も同じようにお金持ちになっています。
やはり、大きな志は、人の共感を呼び、その人が活躍するようにお金が回りだすのです。
またはお金をその人に預け、お金を倍に増やしてもらおうと人が集まります。
このような人は夢中になったら止まりません。
時間も気にせずのめり込みます。会社の勤務規定からすれば、残業しまくりのお人好しに近いでしょう。
一方、お金持ちになれる人が完ぺきな性格というわけでもありません。
素人というか、人間味に溢れていて、欠落した部分もあります。そういった意味で性格も無関係です。
ですが苦手な部分を補うほどの長所が、キャッシュフローと上手くつながっているのです。
逆に、社内じゃ性格が悪いことが知れ渡っていて嫌われていても、お金を稼ぐスキルが高ければ、お金を手に入れることができます。
このように、せっかくお金を稼げるのに、引け目があったり、偏見がある人にはお金が入ってきません。
大事なのは「いくらでも働きたい、何時間でも練習して上手くなりたい」と夢中になれる人でスキルを身につけていける人です。
お金を稼ぐことや1番になることに貪欲になることが重要です。
低い目標達成で喜ぶのは、精神的にもストレスが少なく健康に過ごせるかもしれません。
あまり高い目標も考え物と思いがちですが、人間は想像できることでしか、目標は作らないそうです。
想像できるということは達成できるということ。
だからこそ、高い金額を設定してお金持ちになってもいいですよね。
達成しやすい目標ばかりで妥協ばかりしていると、お金持ちのマインドから遠のいてしまうでしょう。
説明書⑩ 支出に応じた財布を4つ持つ
最後に才能や運以外でお金持ちになった人が、どうやって超富裕層になるのかを想像してみてください。
それは、お金は使っているけど、所得税などの生活を苦しめる税金がほとんどかかっていないということです。
お金持ちは出費を落とす財布がひとつだけかというと、そんな訳ないですよね。
結果的に、後々お金に戻せる不動産や株のような資産に変わったりしています。
または、経費としてお金を使っています。
まず個人の事業収入、配当収入、不動産収入、会社に所属している給与収入と財布が4種類あります。
それから、法人会社があって資産管理会社があって法人で使える1つの財布も持っています。
ここで、伝えたいことは、これらの経費で使える財布は、
一般人であっても作り出そうと思えば、今からでも準備可能だということです。
一般の方は、リーマンショック後の賃金カットなどに伴って、副業禁止規定を廃止する企業も増えてきたのにも関わらず、毎月多額の所得税や住民税を払っているのではないでしょうか。
そこで、副業禁止規定があってもすり抜けられる不動産所得などで事業収入を作り出しましょう。
そうすると個人事業になり、接待交際費は相当額使えます。
旅費や、講演や勉強会などへの研修参加費や、管理会社とのゴルフコンペなど、
経費負担が一気にこれで軽くなります。
このようにお金持ちは、個人では経費で落ちないけど法人では落ちるもの、逆に法人では上限が定められているけど、個人では無制限に落とせるもの、一般のサラリーマンだと経費で落ちないものなど世の中の経費の仕組みを全て把握しています。
「痛みを和らげる方法は限定されている」というのが日本のルールです。
そこで、あなたもまず柔軟にお金と付き合える方法を手に入れましょう。
1日10分 いよいよお金持ちになる行動を始める
ここまでの理解と準備が出来て、いよいよお金持ちになる行動に取りかかることができます。
ここまでで紹介した10項目の説明書のうち、どれが欠けても、お金持ちになることは事実上不可能でしょう。
それでは、ここまでの項目を、あらためて復習してみましょう。
説明書① 1秒でも決断を早くする
・決断できるように何事も「準備」をしておきましょう。
・そして、時間は有限であることを自覚しましょう。
説明書② 頑張っても手に入れられないことを明白にする
・今から運や才能に頼らないようにしましょう。
説明書③ 社会の地位とお金は必ずしも一致しないことを知る
・お金持ちになりたければ、地位とお金の区別をしっかりつけましょう。
説明書④ つべこべ言わず自分に投資する
・この2点を実践しましょう。
1)月収が10倍になる可能性のあることをやっていること。
2)そしてそれはあなた以外が利益をあげるような仕組み作りであること
・また、情報を得れる交流にはお金を使いましょう。
説明書⑤ お金を増やすために、お金や人を使う
・必要な時には損得などあまり考えず、大きなお金や影響を与える人を動かすことが必要です。
説明書⑥ お金持ちは無駄遣いをしない
・浪費は頭を使って防ぎましょう。
・情報の取得や人材投資にはお金を払いましょう。
説明書⑦ 話を聞く相手を選ぶ能力を上達させる
・ビジネス本の著者から直接話を聞きましょう。
・成功する一定の条件を理解できるようになりましょう。
説明書⑧ 実行に移すスピードを速め、アイデアは必ず実現させる
・思いついたらすぐ実行に移しましょう。
説明書⑨ 常に高い目標を立てる
・夢を叶えるために、貪欲になりましょう。
・高い目標にすることが大事です、妥協は許されません。
説明書⑩ 支出に応じた財布を4つ持つ
・税金の支払い方を工夫しましょう。納税といった痛みを和らげることができます。
この10のステップを、抜け目無く実践することで、揺るがない精神になり、
お金を稼ぐスキルが自ずと身につけられるようになります。
もう一度、全体をチェックしてみて、大丈夫なら、さっそく実践に移しましょう。
この行動を単純に1日10分意識して、どれか必ず行動や発言にしてください。
そして、それが身になったことを確認します。
どのようなことをやったのかメモに取り、その結果、何が起こったかを見直します。
この行動の中であなたは、お金持ちになる答えに出会えることでしょう。
まとめ
才能やセンス、運でお金持ちになった人に限らず、お金持ちが共通して行うことに沿って行動したかによって、
今後稼げる額が決まります。
最初にこのような心構えが無く、実践に移すべき行動が間違っていれば、
それ以外の作業をどれだけ頑張っても残念ながら、あなたが望む結果は出ません。
しっかりと、この内容を飲み込んでください。
思い込みや先入観からくる不安な気持ちが出てきたら今回紹介した、お金持ちの言葉を読み返してください。
きっと勇気が出てくるでしょう。
そして、お金持ちの言葉に裏付けされた「客観的証拠」をもとに、
お金持ちになるための1歩目を踏み出してみてくださいね。