お金の増やし方5つを堤真一主演映画の主人公がバリ島から伝える

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2015年1月、ある1作の映画が大ヒット作になりました。インドネシア バリ島に実在する日本人大富豪が主人公の「神様はバリにいる」という映画です。名優堤真一さんが主演していることで有名なのも大ヒットの理由の1つですが、もう1つ大きな理由は、その実在の大富豪が伝える様々な教えの中にあります。

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そのバリ島の大富豪の名は丸尾孝俊さんと言います。映画内でも語られていることですが、丸尾孝俊さんは自分のことを「兄貴」と呼ぶように薦められていますので、以下丸尾孝俊さんのことを「兄貴」と表現します。 数多くある兄貴の教えの中でも、お金の増やし方に関する5つの教えを厳選してご紹介します。巷に溢れるお金の稼ぎ方の話とは違いとても本質的な話で、しかも実行する気さえあれば誰でも実行できる内容です。

「神様はバリにいる」はこんな映画です

5つのお金の増やし方をご紹介する前に、兄貴の存在を一躍有名にした「神様はバリにいる」について見ていきましょう。クラウドファンディングで作られた「神様はバリにいる」は、2015年1月17日興業以降たちまち話題になり、全国各地で追加開演されました。そんな「神様はバリにいる」のストーリー、登場人物、見てほしいポイントをご紹介します。

クラウドファンディングとは!

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ストーリー

婚活ビジネスに失敗し借金を背負った照川祥子は、人生を捨てるためにインドネシア バリ島へとやってきました。そこで謎めいた日本人のリュウに声をかけられ、「兄貴」と呼ばれる大富豪に紹介されます。照川祥子が抱いた兄貴の第一印象は「いかがわしい人」でした。兄貴の自宅に住み込み、お金の稼ぎ方を学ぶ照川祥子ですが、教えられるのは「感謝」「ご縁」「信頼」「人情」などあまりお金の稼ぎ方につながりそうにない話ばかり。でも徐々に兄貴の考え方を理解していきます。

登場人物

丸尾孝俊(兄貴)

堤真一さんが演じる主人公。単身日本からバリ島に渡り、ビジネスや不動産で資産を増やしていきました。現在は約30社のオーナーで従業員の数は5300人、自宅は25軒という世界レベルの大富豪です。

照川祥子

尾野真千子さんが演じるヒロイン。借金のため自殺しようとバリ島に来た時に兄貴と出会い、その教えを受け成長していきます。実在の兄貴の弟子、クロイワショウ氏をモデルにしています。

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リュウ

玉木宏さんが演じる兄貴の最大の理解者。バリ島旅行時に兄貴に会い、眼科医の技術を生かしながら兄貴のお手伝いをしています。

杉田

照川祥子をストーカーのように追いかけてバリ島まで来た、照川祥子の会社の客です。ナオト・インティライミさんが演じます。

見てほしい2つのポイント

1.お金の稼ぎ方につながる様々な言葉

この映画はエンターテイメントとしても面白いのですが、お金の稼ぎ方につながる数多くの名言があります。 例えば 「失敗した時こそ笑え」 「ダジャレは新しい発想を生む」 「世間の常識を徹底的に疑え」 「信頼は金では買えん」 などです。 なぜそれらがお金の稼ぎ方につながるかについては後述のお金の増やし方5つをご覧下さい。

2.バリ島と現在の日本の比較

「バリ島には昭和時代の日本の姿がある」、と兄貴は言います。兄貴が小さい頃には、頼んでもいないのにご飯を食べさせたがるおばちゃんや、近所にお節介をやいてくれる人が大勢いたそうです。例えてみれば、日本の高度経済成長期を舞台にした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界観をイメージしていただければ良いと思います(ちなみにこの「ALWAYS 三丁目の夕日」にも堤真一さんは出演されています)。

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人と人との関係が希薄になりつつある日本人こそぜひバリ島の人々を見習うべきかもしれません。

教えその1.人と人との「ご縁」を育むことが究極のお金の増やし方

さわやかさこそが大事

失敗しても笑顔

あなたが誰かと商取引をする時、相手の表情が暗かったり元気がなかったら、その相手と取引したいでしょうか?それよりも元気がいい、覇気がある人と取引したいと思うのではないでしょうか?さらに、その人がさわやかな笑顔であればなお良いのではないでしょうか?そんなさわやかさを持つことがお金を稼ぐ第一歩なのです。

人間味あふれる人を目指そう

兄貴が薦めているのは人間味がある態度です。元気が良いことはもちろんですが、相手に信頼感を与える態度をとることです。例えていえば、「男はつらいよ」シリーズで主人公の寅さんを演じた故・渥美清さんのような人間味あふれる人を目指すことです。渥美清さんが演ずる寅さんは一見いい加減ですが、多くの人が寅さんの魅力に集まってきますよね。

「男はつらいよ」とは

人の縁を第一に考えるエピソード

給料を3日で使い切ってでもおごれ

兄貴が人とのご縁を大切にしていることを象徴するエピソードがあります。 兄貴が日本にいた頃、まだ給料が少ないにも関わらず後輩におごり続けた結果、なんと給料を3日で使い切ってしまったのです。さらに、店の人に次の給料日まで支払いを猶予してもらうことも度々あったそうです。そこまでしてでも人の「縁」を大事にされたのです

異国の地でも他人との縁を大事に

さらに、20代後半でバリ島へ単身で渡った後のエピソードもご紹介します。様々なビジネスを繰り返しながら稼いだお金を、インドネシア現地の人々に貸していているうち所持金のほとんどを使ってしまいます。「困ったときはお互い様」を実行しているのです(詳しくは「教えその3.お互い様の精神でうまくいく」をご覧下さい)。

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教えその2.日本人は「感謝」の心を取り戻すべし

兄貴がバリに居続ける理由

バリには日本人が失いつつある「感謝」の心がある

20代でバリ島に渡った兄貴は、バリ島で家族を持ち、20年以上バリ島にいらっしゃいます。その理由を問われた兄貴は「バリ島には日本人が失いかけている「感謝」の気持ちがあるから」だとおっしゃいます。 そして、多くの日本人にことあるごとに「会いにおいで」と薦められています。日本人に昭和までに根付いていた人情を取り戻してほしいからです

バリでは仏像は盗まれない

バリは感謝の気持ちを多くの人がもっているので、仏像などが盗まれることはまずないそうです。そして、治安もとても良いのが特徴です。バリが観光地として人気が高い理由もそこにあります。

治安が悪い国では、いくら経済的に成長していても新たなビジネスは生まれにくいです。日本も自動販売機が壊されないことが海外から絶賛されるほど治安は良いと言われていますが、国際的に犯罪率が高くなっていったという過去のデータもあるので、バリ島に「感謝」の気持ちを習い直さないと、治安に対する不安からお金を稼ぐどころではなくなってしまうかもしれません

1990年・2000年・2005年における犯罪率の国際比較

教えその3.「お互い様」の精神で全てうまくいく

一人だけでできるお金の増やし方は存在しない

他人事は自分事

兄貴がもっとも大事にする考え方の1つが「お互い様」の精神です。自分一人のことだけを考えず、困っている人がいたらとりあえず声をかけ、自分ができる手助けをすることがまわりまわって自分にお金をもたらすことになるのです。 そのことを「他人事は自分事」と兄貴は表現されます。

勘違いしやすいのが、相手からの見返りを求めて手助けすることです。しかし、そのような考え方をして他人と接していたら、いずれ他人からの信頼を失います。 ですので、ぜひ兄貴が行っているように、一切見返りを求めずに他人の手助けをしてはどうでしょうか?「情けは人のためならず」と言うように、めぐりめぐって自分にかえってきます。それこそが最高のお金の増やし方なのです。

「お互い様」「おかげさま」を口癖にせよ

兄貴の教えを受けてお金の増やし方を会得した人達の特徴は、「お互い様」「おかげさま」という言葉が口癖になっているそうです。つまり、心の中で思うだけでなく、実際に「おかげさまで商売がうまくいきました」など、声に発することこそがお金の稼ぎ方につながるのです。その時は笑顔も忘れないようにして下さいね。

「お互い様」の実践こそ最大のお金の稼ぎ方

兄貴の幼少時代

現在は大富豪の兄貴ですが、幼少時代は食べる物にも困るほど貧乏だったそうです。母親も家を出てしまい、父親もあまり家にいない中、近所の大人に助けられながら成長したという経験から、兄貴には「お互い様」の精神が宿っているのだそうです。 兄貴は中学卒業後、看板屋の住み込み丁稚など様々な職を転々とする間も、「お互い様」の考えを忘れず実行し続けました。そして、バリ島に渡ってからも実行し続けたのです。

バリ島で起きた奇跡

そして、その結果究極とも言えるお金の稼ぎ方につながりました。 兄貴はバリ島でビジネスに失敗しあまりお金がないにも関わらず、困っている現地の人にお金を貸しました。その後、その現地の人がお金の返済の代わりにバリ島の広い土地をくれました。整備されていない土地だったので、とりあえずもらったその土地に携帯の電話番号を書いた看板を立てておいた兄貴。後になって、是非その土地を購入したいという人から連絡があり、なんとその土地が億単位の価格だったのです

ここで重要なのは、兄貴は一切見返りを求めていなかったことです。「困ったときにはお互い様」という考え方を愚直に実行した結果お金を稼ぐことができたのです

教えその4.人生の先輩や祖父母を大事にしなさい

先祖を大事にしましょう

バリ島の人々は非常に信心深いです。街を歩くと、道路には供え物があふれていますし、お寺への参拝も欠かしません。日本人も信心深い人は多いと思いますが、お墓参りやお仏壇の手入れをおろそかにする若い人も増えています。 教えその2の感謝の気持ちを取り戻すために、お墓参りなどを忘れてしまった方は忘れないようにスケジュール化されてはいかがでしょうか

 

祖父母を大事にしましょう

兄貴は父母があまり子育てに関わらないという家庭環境だったので、祖父や近所の大人達に育てられたそうです。そんな兄貴は、祖父母や近所の大人を大事にしない日本の現況を嘆きます。核家族化が進み、祖父母と接することが少なくなった子ども達は、人生の大先輩から学ぶ貴重なチャンスを失っているのです

祖父母は日本の経済成長を支えた知恵や自然と共生しながら生きてきた知恵の塊です。 そこで兄貴は「子どもを金持ちにしたかったら夏休みずっと田舎の祖父母に預けよ」と薦められています。試してみてはいかがでしょうか?

教えその5.兄貴流お金の稼ぎ方、それはお金を手放すこと

お金はすぐ手放すべし

お金はジョーカー

兄貴は「お金はジョーカー」と言います。トランプのババ抜きではジョーカーはすぐ手放さなければ負けてしまいますよね。それと同じだというのです。 これは、お金を浪費せよということでは決してありません。土地や金(きん)など資産になるものに換えることがよいのだそうです。

日本においては現金の信用度は比較的高いですが、いつ大きなインフレが起こってお金が紙切れになるかわかりません。しかも、お金を銀行などに預金しておいても日銀の「ゼロ金利政策」の影響で利息はほとんどありません。ですので、お金を賢く運用することこそがお金の増やし方につながるのです

人・物・金のサイクルを早めることがお金の増やし方

では、どのようにお金を運用すれば良いのでしょうか?それが、ひたすらお金の往復のスピードを早めることです。そして、お金を運用するには「人」を大事にしなければなりません。だからこそ、教えその1の「ご縁」が大事なわけです。 人とのご縁がつながればどんどん、人→物→金→人・・・とお金が使われ続け、自分も相手も豊かになるのです。

「金のなる木の育て方」には人・物・金のサイクルの具体的な回し方が書かれています。

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今の日本の景気が停滞しているのは、お金を使わず貯蓄するからです。いざという時のために貯蓄するのも必要ですが、それではお金が往復しないので、景気もどんどん悪くなってしまっているのです。さらに人と人との関係が希薄になっていることも原因として挙げられます。

他人を豊かにすればお金が稼げる

他人を豊かにすればお金が稼げます。そのことを、兄貴の言葉をそのまま引用してご紹介します。

「成功するのは簡単。 人をもうけさせることを徹底的に考えんねや。 それが一番近道。 人の豊かさを創造する。 相手にとっての成功は、自分にとっての成功と心得よ。」

まとめ

今日から早速始めよう、兄貴流お金の増やし方

以上、兄貴の教えは多岐にわたっていてすぐに理解するのは難しいかもしれません。でも、まずは最初の小さな行動を起こすことこそがお金の増やし方につながるのです。 文部省教育の影響もあってか、日本人は「右にならえ」の教育が行き届いていて、他の人がやらないようなことはやりたがりません。兄貴はそのことを「ペンギン社会」と名づけています。南極のペンギンのように群れでしか行動できないなら、大きくお金を稼ぐのは難しいでしょう

そして、行動を起こすスピードもとても大事です。兄貴は行動のスピードも尋常でなく速いです。「スピードの狼」と自分自身のことを形容していますが、元暴走族のリーダーだったことを踏まえての表現です。バリ島にある兄貴の実家で直接質問をする機会があったら、ぜひあなたのお金に関する悩みだけでなく、人間関係やコンプレックスなど何でも質問してみて下さい。瞬時に答えが返ってきますよ。

バリ島探訪ツアー

兄貴に直接会いに行く最適な方法は、「バリ島探訪ツアー」に参加することです。バリの観光も行いながら、夜通し兄貴と座談会できるということで好評のこのツアーは、お金の増やし方に悩む日本人にはとてもおすすめです。

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最後に

ただ行動に移すのでなく、学んだことを自分に置き換えることもとても大事です。そして、ぜひ考えていただきたいのは、お金を稼いだ後、それをどのように使うか、についてです。

1つの提案ですが、兄貴が実践されているように困っている人の助けにつながるお金の使い方を実践されてはいかがでしょうか?そこで生まれた「ご縁」が次なるお金の増やし方につながると思います。

あのデヴィ夫人も個人ブログで兄貴を絶賛

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