お金さえあれば、人は必ず幸せになれるというわけではないことは誰もが分かっています。しかし、「お金がない」という状況は人の不幸につながるということも、多くの方は知っているはずです。
「お金に困って、いつもお金のことばかり考えるようになり、毎日が楽しくなかった。」
「楽しい話を聞いたり、TVを見たりしてもおもしろいと思えない…。」
「気持ちに余裕がなくなり、人にやさしくできなかった。」
といった経験をしたことはありませんか?お金がないことは、人の心の健康状態に直接関わってくることです。
そこで今回は、「お金がない!」の理由や原因に合った解決方法が見つかる、WEBサイトを厳選してご紹介します。心も身体も疲れきってしまう前に、まずは参考にしてみてください。
目次
【おすすめサイト1】何かが必要だが、調達資金がなくて前進できないとき
今後のため絶対に必要な物品またはサービスがあるのに、手持ちの資金がなく購入できない。今手に入らなければ、一世一代のチャンスを逃してしまう…と悩んでいる場合は、身元も口座番号も明かさずに1クリックで募集&支援ができるソーシャルカンパサイトの利用を考えてみましょう!
15円から始められるソーシャルカンパシステム「Kampa!」
kampa!は、すでに各メディアで多く紹介されており、高い評価を得ているサイトです。ただし、このサイトはほしい商品/サービスがAmazonで購入可能なものに限られ、カンパ自体もAmazonギフト券で行われること、現金によるカンパではないことを了承の上利用する必要があるため、その点に注意してください。
詳しい使い方はサイト内にも説明がありますが、支援してもらいたい場合はサイト上でカンパの募集をします。TwitterまたはFacebookのアカウントを持っていれば、アカウント経由で簡単にログインすることができますので、ログイン後にほしい商品を指定し、カンパを募集してみましょう。
支援者が1口15円以上の金額でカンパをしてくれたら、kampa!の「設定項目」にあるギフトカード画面で、受け取ったカンパを自分のAmazonアカウントに登録し、アカウントにギフト券がチャージされるという流れになります。
氏名や口座番号などの個人情報を一切知らせ合う必要がないため、詐欺などの心配も少なく比較的安全性が高いサイトと言えるでしょう。15円からカンパが可能であり、お互い手数料などもかからないことから支援者側も気軽に送金ができるため、カンパが集まりやすいこともメリットです。
ネックになるのは、先にも述べた通りカンパの利用先がAmazonに限られることと、多くの支援者からたくさんのカンパを受け取った時に、1件ずつ登録していくのが手間になることぐらいでしょう。
【おすすめサイト2・3】出産費用が自己資金では足りないとき
出産はとても幸せでおめでたい出来事ですが、入院費や出産日などさまざまなお金がかかってきます。つい憂鬱になり、ため息をついてしまうこともあるかもしれません。
この場合、助けてくれるのは人ではなく国や自治体ということになりますが、出産に際してはきちんと費用を助成する制度が整っています。意外とご存知ない方が多く、場合によってはかかる費用の大半がまかなえることもあるのにも関わらず、申請しないのは非常にもったいない話です。下記のサイトに、申請方法などが丁寧に説明されています。
出産一時金で出産費用を抑えるために知っておくべきことと申請方法
健康保険・国民健康保険に加入している、もしくは加入者の被扶養者であれば、一律で助成を受けられます。金額は基本的には1人の出産ごとに40万円ほどとなっていますが、健康保険組合や国保の加入自治体によっては、それに加えて「附加給付金」を受けられるかもしれません。
また、勤めに出ている女性が出産のために欠勤し、その後復帰する予定の場合は、休業給付という形で「出産手当金」を受けられます。詳しくは、下記のサイトが非常に参考になります。
できるだけ早いうちに不安をなくし、心身ともに健全な状態で出産に備えましょう。
【おすすめサイト4】失業してしまって収入がなくなったとき
今の世の中、いつまでも安定した収入で仕事ができるとは限りません。正社員や正職員として働いていても、突然辞めなければならなくなる可能性はゼロではないでしょう。
常に危機感を持っている人であれば頭に入れているとは思いますが、雇用保険に加入していた人が仕事を辞めた場合には「失業給付金」を受けられます。
退職手続き虎の巻 雇用保険と失業給付金 |転職ならDODA(デューダ)
この失業給付金は、通称「失業保険」と言われています。認知度はそれなりに高い傾向にありますが、「実家暮らしだからもらえないと思っていた」「自分は非正規雇用だから支給されないと思っていた」などの間違った認識を理由に、申請しない人は驚くほど多く見られます。
しかし、在勤中に雇用保険に加入していて、退職日以前の2年の間に加入期間が合計12ヶ月以上あれば、居住状況や雇用形態などに関わらず給付が受けられることになっています。上記のサイトには、受給資格や受け取れる給付金の金額に関しても詳しく書かれていますから、ぜひ参考にしてみてください。
【おすすめサイト5】とにかく手持ちの資金がなく、食べるのにも困っているとき
ものが食べられない状況で誰にも相談できず、そのまま亡くなってしまう人のニュースは時折報道されることがあります。空腹が過ぎると体力がなくなり、何もかもが億劫になるだけではなく、絶望が先に立って何をする気持ちにもなれなくなることもあります。
そうなる前に、流通の中で余剰となった安全な食料品を、生活困窮者に向けて無償で提供してくれるボランティア団体やNPO法人について知っておきましょう。
フードバンクとは|食べ物の問題|SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)
直接お金を支援してくれる窓口ではありませんが、生活を立て直す方法としては活用しやすい手段です。食べて体力をつければ、生きられることを前提に収入を得るなどして、その先のお金を手にするためのモチベーションが生まれます。食べ物も手に入れることができなくなったら、お金を得るための方策を練っている場合ではありません。
まずは食べることで、自分で生きていく自信をつけましょう。お金を手に入れることを考えるのは、少しでも心身を健康な状態にしてからでも遅くありません。
【おすすめサイト6】多少のリスクを承知で現金を手に入れたいとき
おすすめと言えるかは微妙なラインではありますが、万策尽きて今すぐにでも現金を口座に振り込んでもらいたい状況の時には、現金による支援・寄付を個人間で行うためのネット掲示板が複数あります。その中でも知名度が比較的高く、冷やかしや詐欺まがいの書き込みが極力少ないと思われるものを1つご紹介します。
もちろん、
・すぐに支援してもらえるとは限らず、ずっと音沙汰がない可能性もある
・支援してくれる相手が、実際に現れるまでは誰なのか全くわからない
・冷やかしや嘘の書き込みなども少なからずある
・悪質な金融業者が書き込むこともある・詐欺などに遭う危険がある
・あまり事情を詳細に書き込むと、個人を特定される可能性がある
などのリスクは存在しています。
そのため、ほかの手段がどうしても見つからない、藁にもすがる思いで利用するほかない、などの状況にでもならない限り、あまり積極的に推奨はできません。さしあたり、インターネットさえできればこのような選択肢もあるということで、頭の片隅に置いておきましょう。
【おすすめサイト7】数日以内に当面の生活費を健全な手段で手に入れたいとき
幸いにも健康で住む家もあるので、きちんと働いて稼ぎたい。しかし、給料日が来月などになると当面の生活費に困ってしまう…という時には、給与の一部または全部を日払い・週払いしてくれる会社に勤めるという方法があります。
金欠の救世主!即日払い・日払いのアルバイト・バイト・パートの求人・仕事情報【バイトル】
面接なしですぐに働ける!短期バイト情報満載【ショットワークス】
街頭宣伝活動やコンサートイベント手伝いなど、その日限りの単発勤務も多いですが、製造業大手の請負勤務などでは、数ヶ月~長期の勤務でありながら、給与日払いが選択できる会社も意外と多くあるものです。単純作業などの求人の場合は、健康で人との意思疎通が普通にでき、個人を特定できる根拠があれば即採用といったケースも見られます。長期勤務であれば、収入が安定したタイミングで給与を月払いに切り替えてもらえることも多く、能力や頑張りによってはさらに安定した雇用形態に切り替えてもらえる可能性があるでしょう。
「働けそうな場所は見つかったけれど自宅から遠い…」という場合は、寮が完備されている勤務先もあります。大手企業などでは、光熱費を含む寮費が無料という求人もあるので注目してみてください。また、移動に伴う交通費がかからない勤務先もあります。
今はお金がないけれど、まじめに働いて将来的に安定した生活基盤を築きたいと考えている人。または、今はお金に困っているけれど、健康で体力も十分あり働くことが好きといった人には最もおすすめの方法です。夜勤などができれば、高収入を期待することができ、貯金ができるくらいお金を稼げる可能性もあるでしょう。
給与の日払い制があったおかげで生活を短期間で立て直すことができ、その後直接雇用されて不自由のない暮らしができるようになった人も少なくありません。
【おすすめサイト8・9・10】今すぐにお金が必要!借りても返す宛てならある!というとき
例えば、冠婚葬祭や入院・手術など、急なタイミングでお金が必要になったときは、賢い方法でキャッシングを利用するのも1つの方法です。キャッシングというと「金利が高そう…」「消費者金融というだけで後ろめたい…」など、ネガティブな印象を抱く人も少なくありませんが、期日までに返済していけば何の問題もありませんし、全くもって合法的でクリーンなお金の調達方法と言えます。
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キャッシングを利用することに必要以上の罪悪感を覚える人もいますが、利用できる方法をわざわざ避けて困りごとを解決できなければ元も子もありません。もちろんキャッシングは計画的に利用することが何より大切ですが、計画が立てられてそれを実行できる見通しのある状況なら、一時的にお金を借りることで開けなかった道も開けるかもしれません。
まとめ
「お金がないときどうする?」と聞かれても簡単に答えは出てこないものですが、さまざまなケースを想定してみれば、こんなに沢山の方法が見つかるものです。困ったときに冷静になるのは難しいかもしれませんが、まずは落ち着いて「どういう理由や経緯で自分は今お金がないのか」「お金がいつごろまでにいくらぐらい手に入れば、とりあえず今後の予定を立てられるようになるのか」を考えましょう。
本人や親族の持病や介護などで、どうしても就職活動などの行動を起こせないときは、状況により「生活保護」や「障害年金」の申請、あるいは「発達障害者支援センター」で就労支援を受けるなど、公的サービスの利用を検討する方法もあります。まずは生きていくために、どんな形でも自分の意志でアクションを起こすことが大切と言えるでしょう。